おもちゃ(チェーンリング)は吊るして!
赤ちゃんは、見て、さわって、さまざまなものに出会っていきます。
チェーンリングは軽くて持ちやすく、手のひらに刺激を伝えます。
最初は、吊るして、いつでも見えて偶然でもさわることができるようにしましょう。
おもちゃを見る、そしてさわることが、最初の遊びです。
自分からは、さわることもできません。目の前にあっても、目と手が協力して動くことが出来ないのです。
でも、さわってほしい。
チェーンリングは10g。何といっても一番軽い!
しかも手にからむので、持ちやすいのです。
”さわる”のが苦手な子にも、慣れてほしい!
だから、吊るしてください。
吊るす場所がないというのもよく聞きます。
子どもの発達にかかわることですから、工夫をしてみましょう。
吊るす場所、子どもからの距離も大事です。
遠くでは意味がありません。あおむけの子がよく見え、手が届くところに吊るしてください。
手足をバタバタした時に偶然手がふれるところがいいですね。
「偶然さわった」ことが、「自分でつかむ」になっていきます。
4か月頃には自分から、手を出し、しっかりつかむことができるようになります。持ったまま、手を握って音を出していたり、余裕も。
しかし、一度手から離れてしまうと探せないので、吊るすことが必要です。
自分で、寝返りしたり、動けるようになる間では「吊るす」が、遊びのポイントです。
乳児期6か月までに、よく使われるおもちゃの重さ比べをしてみました。重いものも、吊るせば、触れます。
- ティキ 32g 9cm
- リングリーリング 21g 7.5cm Φ
- リング 33g(日本) 7.5cm Φ
- カラコロ 37g(日本) 9cm
- スターコマ 34g 9cm
- ドリオ 66g 13.5cm 6か月〜
筆者:高橋恵美子