7月は雨天が多く、なかなか水遊びができずにいましたが、8月に入り毎日「暑い!」と、逆に水遊びでしか戸外活動ができないくらいの気温が続きましたね。
今年はコロナウイルス感染防止対策と、熱中症予防対策に万全を期して水遊びの活動に取り組まねばならなかったので、保育士は7月初旬から様々な話し合いと準備を行いながら、子ども達と活動する日を待っていました。
通常の水質管理、道具の消毒等はもちろんのこと、屋外であっても密にならずに遊べるようクラスごとに場所を分散してできるだけ広いスペースで行うこと、遊具の使いまわしを協力避けるよう種類も数も増やすことで個々の子どもが好みの遊具でじっくり遊べるような配慮をしました。
当然タオル等の衛生管理や着脱の個別スペースも、十分にとるよう気をつけて、活動するようにしました。
また直射日光をさけられるよう日陰をシェードで作り、水分補給も随時行えるように、特に幼児クラスの子は水筒持参で自分の飲みたいタイミングを逃さずに水分を取れるように、ご家庭にもご協力頂きました。
お陰で、子ども達はその年齢、発達ごとの興味関心を存分に試し、多くの気づきも得て、充実した体験ができたようです。
以下、写真と共にその様子をご覧ください。
シャワーのお水、手でにぎにぎしてもつかめな~い! くすぐったい手触りもふしぎだな~。
思い思いの場所で、水を汲んだり、高い所から落としたり・・、体積の研究?いや、ニュートンの発見か?!
科学のお勉強の前に、こうしてたくさんの体験が大事なんだよね!
さて、これは何をしているのでしょう?
実は、ぞうさんジョーロにお水を入れて、上から強く息を吹くと鼻先に見立てたジョーロの先端から噴水のように水が吹きあがるんです! 誰かがそれを発見してからハート組の子どもたちの中では一躍ブームになりました。
きれいに噴水を噴き上げるのは、なかなか難しい。微妙な吹く加減が必要なんですが、あくなきチャレンジは繰り返されていました!(笑)
こちらはダイヤ・クローバーさんが夢中になって試していた石鹸での泡づくり!
石鹸と水の配合や容器によって泡立ての状態が変わること。やりながら違いができることにすぐに気が付いて、思い描く理想のクリーミーな泡づくりに燃えてました!もはや研究者の面持ち。
できた!と思っても、石鹸の配合が少なめだとすぐに消えてしまいます。
「なんか、ビールみたい・・・」と、大人の嗜好品、しってるんだね~。(笑)
こちら入浴剤を投入した通称「カルピスのプール」
この中で泳ぐと「あまずっぱ~い」のだそうです。
こちらは水を動かす??ことに必死になっていました?? 何が興味だったのか?なぞの行動の3人組。
その他でも、子ども個々の実験は続きます。
どんなレポートがお家ではおはなしされたのかなあ。
並べて、汲んで、吸い上げて、etc,etc 夏の間の自由研究は、子どもたちの探求心をぐ~んと豊かにした体験になったように思います。
季節の自然に触れるって、楽しいね!