10月3日の土曜日に保育園の園庭にて燻製づくりを行いました。心配していたお天気も、さわやかな秋晴れ!風もなく燻製づくりにはぴったりの日よりとなりました。
さて、燻製づくりにはいくつかの作業が必要です。
まずは大元の窯づくりから!事前の実験も参考に伸先生、龍先生、レイヤ先生がレクチャーし、「窯づくりをしてくれる人~!」と呼びかけるとたくさんのお父さんたちが率先して手を上げ、かって出てくださいました。
窯づくりではお父さんたちが大活躍!
網を置く場所を串を使って台にするのですが、バランスが難しい………しかし、そこはさすがお父さんたち、役割分担、窯も丁寧な仕事ぶりでした!
先に種火となる炭を火起こししていました。
その炭と桜チップを使って燻製って・・・
「燻製ってどう料理するの?」・・・
”いぶす”というワードを覚えてその実際を想像していました。
窯ができるまでに子どもたちはその食材を用意。
「燻製にしてもおいしく食べられそうなものって・・・?」
選ばれたのはキャンディーチーズとマシュマロ、おつまみチータラとポテトチップスの4種類!
そのまま食べたいところをグッとガマン(笑)キャンディーチーズとマシュマロは串で刺して、誰のかわかるよう名前もつけました。
窯に入れて、さあどうなるかな?
中には「黒くなる?」「こげちゃうよ!」と予測も♪
マシュマロやチーズは溶けちゃうのでは?と心配する声も聞こえましたが・・・
さて結果は?
いぶしている間にレクレーションでゲーム遊び♪
食材を串に刺したり、窯に入れたりする作業を終えると、実は出来上がりまでの待ち時間は約40分もあります。
そこで先生たちが皆で楽しめるレクを提供!!
最初はいつも皆が歌っているわらべうたのつながり遊びを❕
年長さんが先頭きって始まりました。
次に今回のレクで一番盛り上がった〝ボール渡しゲーム〟です。
赤、黄、緑チームに分かれて、段ボール板でオーボールをコロコロ渡していくシンプルなゲームですが、これが結構ムズカシクて、実はまっすぐ転がすのにテクニックがいります。お母さんたち、給食の先生、卒園児の兄弟姉妹も参加して、皆が本気で勝つぞ!と熱気ムンムンでした‼
遊んでいると、燻されたいい匂いが・・・香ばしいような、少し焦げたような・・・ 皆で鼻をクンクン‼
普段はあまりかぐこともない匂いは子どもも興味シンシンです。出来上がったようなので食べてみよう♪
みんなの予想はどうだったかな?
マシュマロは大人には甘すぎて今イチ・・・でしたが、子どもには大人気‼
『綿あめみたい!』とあっという間になくなりました。
大人に大人気だったのはチータラの燻製。『あー、ビールが欲しい!』という声があっちこっちで聞かれます。
が、それはまた別の機会に(笑)
でも気持ちはわかります。おつまみに絶品!でしたよね!
秋晴れの午前中。今年はコロナウィルスの感染防止対策もあり、保護者の方の参加や皆で集まる行事が全て中止となっていましたが、今回、燻製づくりというアイデアを得て、園庭で換気を気にせず、マスク、消毒の徹底、食材の共有を避ける工夫をしながら無事に新しい体験を楽しく共有することができました。
様々な面でご理解とご協力をいただいた保護者の皆様のおかげで、子どもたちにも意義のある楽しい行事することができました。
燻製づくりからいつもと違う調理法、普段ではできない実験を、お父さん、お母さんと一緒に共有していく体験になったのではないかと思います。
また、更に今年度は継続的に取り組んでいる食育体験を新しい形で挑戦することもできたので、給食職員の大活躍も含め、普段は保護者の方々とあまり直接お目にかかってお話しすることは少ない給食職員や栄養士も、とても有意義な行事になりました。給食のメニューを写真アップしているブログの感想も直接伝えていただけたことなど、とても嬉しい経験でした。
さあ、これから秋も日に日に深まりますが、よく食べてますます健康に過ごしていきましょうね!!