さつまいも掘り

2020年11月24日 Kids Encourage 0 Comments

7月に園庭の畑にさつま芋の苗を植えてから、クローバーさんを中心に水やりをしたりして育ててきました。

 10月になったころから弦も伸びてきて、葉っぱも大きくなり、「おイモは大きくなったかな」と芋ほりの日を「まだかな、まだかな」と待ちわびてきました。

いよいよ11月11日(水)、さつま芋ほりの日がやってきました。当日は少し風が冷たい中でしたが、お天気も良く絶好の芋ほり日和でした!

さて、子どもたちとさつま芋をほる前に...必要な作業は?

そう、さつま芋の葉と弦を取ります!

ダイヤ・クローバーのみんなで「うんとこしょ、どっこいしょ」と掛け声をかけながら弦を引っ張り、取っていきます。

3歳児クラスの子どもたちも「がんばれー!」と応援してくれます♡

立派に育った弦は、長く、強くしなり、なかなか取れません(笑)

ついには3歳児クラスの子どもたちも一緒にお手伝い♡  

弦が取れたら待ちに待ったさつま芋ほり。土の中のさつま芋は育っているかな~?

始まってみると芋ほりにも個性が出るようで、一箇所に集中してほる子、少しほっては場所を移動してほる子、素手でほる子、スコップを使ってほる子など様々です。

今年は豊作というほど大量ではなかったですが、中には大物があり、それを見つけた子どもたちは数人がかりで協力してほり、最後は「取れた~‼」と誇らしげに掲げていました。

さつま芋ほりをしていると子どもたちはいろいろなことに気づいたようです。さつまいもにはひげが生えていたり、いくつもつながって採れたり。

なので、一つ見つけるとまだここにもあるかも!と仲間と協力してさつま芋という宝物をみつけていきました!

時折、芋虫などの幼虫を発見。ある子は避難させてあげてと端の方へ(笑) そしてさらには6月に収穫したじゃがいもの取り残しを見つけては喜んでいました。

子どもたちは、視覚や触覚のほか嗅覚などを使いながら、土や虫に触れることによって、全身を使って自然を感じ取っていたようです。

また、友だちと収穫した芋の大きさを比べたり、会話を楽しみながらいっしょに協力したりする姿が見られました。

芋ほりの後は子どもたちのアイデアでたくさん弦遊びもしました!!!弦のリース作り、弦のなわとび、弦を使って電車ごっこ。子どもたちの発想は無限ですね。

最後はクラスに帰り、さつま芋の長さや大きさ、重さを量ってみました。今年はさつま芋9㎏。じゃがいもが170gの収穫がありました。

クローバーのみんなは持ち帰り分として、量りを使って自分で400gを量りましたが、これまた比較的大きなお芋数個を選ぶ子、小さなお芋をたくさん選ぶ子など個性が出ていました。同じ400gでもいろいろ方法があるんですね。

さあ、持ち帰った分は何にして食べようか♪と子どもの楽しみが広がっていました。

また、給食室にさつま芋を運び、調理をお願いしました。リクエストしながらもなんのお料理になるか楽しみにしています。

自分たちで水やりをしながら育て収穫した経験が、食べ物に興味を持つきっかけになればと思います。