5月26日(水)に前期の避難訓練を実施しました。
今回の避難訓練は4,5歳児の避難すべり台体験と全体の避難訓練の大きな2つの目的で行いました。
最初は課業がある関係上、4,5歳児の避難すべり台体験です。
くるみ組のみんなはお部屋のベランダにすべり台があるのは知っているようですが、使ったことはありません。
これからも使わないことが一番ですが、万が一のために避難すべり台を体験します。
まずは使用するときの注意事項を聞きます。
・指示をよく聞く
・ふざけない
・押さない
・降りた後の行動について
さて、それでは順番に体験してみます。
子どもたちは注意事項をよく守り、怖がって降りられない子もいなく、一人ひとり整然と降りていきました。
全員が下りた後に駐車場に集合し、感想を聞いてみると「楽しかった~」との声が圧倒的でした。
もし本番が来たときは楽しかったというわけにはいきませんが、今日はきちんと体験できたことが災害時の備えになるので、貴重な体験になったと思います。
次は避難訓練です。
今回の想定は火事です。火事の時の避難の仕方(窓を閉める、カーテンを束ねるなど)を確認し、子どもたちとともに園庭に避難します。
その際、クラスの実情に応じて先生方も避難の仕方を確認します。0歳児はおんぶや抱っこで避難しますが、おんぶ紐の使い方も事前に練習していました。
その他のクラスも先生の誘導で順次園庭に避難してきました。避難を始めて3分ちょうどで避難が完了しました。ただし、乳児さんは避難訓練の意味もよくわからないまま避難してきているので、いつもと違う雰囲気にちょっと戸惑っているようでした。
最後に園長先生のお話です。
園長先生からは逃げるときのお約束について確認です。
・お・・・おさない
・か・・・かけない(走らない)
・し・・・しゃべらない
・も・・・もどらない
多くの子どもたちがこのお約束の言葉を知っていて、特にダイヤ・クローバーさんはどうしてこの4つが大事なのか意味もわかっていて、実際の避難時も慌てることなく整然と歩いてきていました。
災害は忘れたころにやってくるといいますが、備えあれば憂いなしです。
本番がこないことを祈りつつ、準備はしっかりして安全を守っていきます。
最後は消防設備業者による設備点検を行いました。防災ブザー、消火器、避難誘導灯、避難路など保育園の各所を点検してもらいました。