10月18日、くるみ組ダイヤ、クローバーさんたちが楽しみにしていた毎年恒例の幼児レク、宝探し会が行われました。
宝探し会は、毎年、クローバー組が隊長、副隊長を務めその隊にダイヤ組さんが入り異年齢で構成したグループで園内に用意された様々な課題に挑戦しながら、宝をゲットしていくというレクリエーションです。
園内には、ゲームの部屋、トンネルの部屋、クイズの部屋、お宝探索の場所などが用意され、隊ごとにクリアしていく探検アドベンチャー??で、異年齢で協力して達成感を得ることをねらいにしています。
中でも初めての試み、トンネルの部屋は段ボールで作られたトンネルをハイハイで潜り抜け、出口にあるお宝を1つもらえるというアトラクションには、子どもたちもテンションがあがりました。
「暗くて怖くないかな?」と、大人が少々脅かしても、「全然平気だよ!」と、クローバーの年長さんからスイスイ入り、すぐ出口にたどり着く姿を見て、ダイヤさんも怖がらずに難なくクリア。
トンネルくぐりは完璧にクリアしたものの、出口にあるお宝にはなかなか気がつかず、
「あれ?お宝どこ?」とキョロキョロ。
なんとも幼児らしい姿が微笑ましかったです。♡
クイズの部屋では、まずクイズの問題が書いてある赤、黄、青のカードを選び選んだカードのクイズに挑戦しました。
隊長がみんなに「どれにする?」と意見を聞きながらちょっと緊張してカードを選び、さて、どんな問題が出るのかグループの皆でジッと耳を傾けます。
「保育園の外側の壁の色は黄色です。〇か✖か?」という問題が以外にも子どもたちを悩ませました。
〇と✖の答えで、皆で1つの答えを決めて移動しなくてはなりませんが、「違うんじゃない?白だよ」「え?あってるよ、黄色だよ」と意見がバラバラです。
中には「ピンクじゃない?」と、自分が好きな色を言う人もいて、隊長さんは困惑しきり。( ;∀;)
でも、年長さんには頼りになるしっかりした意見を言える人もいます。
「だけどさ、~だからさ、こうじゃないかと思うよ」と、ちゃんと根拠ある発言でみんなを助けることができていました。
おかげで大正解!
正解すると並んでいる紐を一本引けます。選んだ紐を手繰り寄せると、チーム全員分が入ったお宝をもらえました。
唯一の園舎の外、砂場での文字通りの宝探しは、2分の間に隠してある宝を探し放題!
遊具の裏や足台の裏、くまなく探してたくさんのお宝をゲットしていくのは快感のようです。
昨年のことを覚えている子は、「砂に埋めてあるよ、ここ掘っていい?」と、砂場をせっせと掘り返して「やっぱりあった!」と、いくつかの宝を見つけてご満悦です。
そして室内最大のアトラクション、スペードの部屋。
空気鉄砲で隊員の全員が的を倒す、魚釣りではチームで10匹釣れたらクリア、最終ゲームは風船運びゲームの全部ができたらお宝をもらえます。
風船運びゲームでは、大きな四角い布に風船3個のせて、全員で四隅をもって運ばなくてはなりません。風船が3個のっているとこれがなかなか難しく、4人が、あるいは5人がバランスよく持って運べないと風船はコロコロと落ちてしまい、落ちたらまたスタートに戻ってやり直しです。
やっとゴールまでたどりついても、ゴールネットに3個の風船を投げ入れないと終わらないという、できそうでなかなかできない難関ゲームでした。
さすが幼児、そのくらいの難関があることで大いに盛り上り、存分に楽しむことができたようです。
もちろんダイヤ組の隊員たちも、自分のグループの隊長、副隊長にしっかりついて回り、それぞれのゾーンでの試練(ゲーム)を一緒に乗り越えようと頑張って参加していました。
こうして午前中の約1時間半の宝探し探検を終えた子どもたちは、くるみ組のお部屋で皆で協力して勝ち取ったお宝(シール)を囲んで、ほくほくと山分けしていました。
隊長さんはお宝シールのやまわけまで、ちゃんと平等にいきわたるように1枚づつ確認したり、「これとこれどっちが欲しい?」と意見を調整したりと責任感を十分に発揮していた姿が頼もしいなと感じました。
口々に「楽しかった!」という子どもたちの笑顔がまぶしく、準備した大人も嬉しい宝探し会になりました!!(^^)!