10月23日、恒例のお話し会を行いました。
今回は、保育園の近くにあるふるさと会館で、地域の親子が参加できる「地域子育て支援」の催しとしての意味もあり、保育園の子どもたちにとっては初めての園外でのお話し会でした。
くるみ組の子どもたちは、「今度のお話し会はお外でやるの?」と、皆、何日も前から楽しみにしている様子でした。
特に、園外での行事に初めて参加する年少のハートさんは、「先生見て、ちゃんと歩けるよ!」と、「保育園の外を歩く時は危ないから前見て、端っこに寄って歩こうね」と、保育者と話していたことを意識しているよ!とアピールし、少し大きくなった自分を感じながら歩く姿は期待が全身に表れていました。
当日は天気も良く、戸外遊びを楽しんでから園を出発!
ふるさと会館まではあっという間ですが、その間にも栗やみかんの木を見つけたり、電車を下から見上げて興奮したりしながら歩きました。歩いて数分の距離も子どもたちにとってはいつもと違った経験でした。
到着するとすぐにお話し会が始まりました。当日はくるみ組より少し小さな女の子がお母さんと共に参加してくれました。
始めは「どうぞのいす」。ペープサートを用いてするお話しです。
動物たちが順にやってきて、うさぎさんが作った椅子に置いてあるおすそ分けのモノを頂きながらも、「空にしてしまっては次の人におきのどく」と自分が持っているものを置いていく、知らない誰かにも思いをはせて気配りすることがほのぼの伝わるようなお話しです。
子どもたちは、出てくる動物が誰かのために置いていくモノに、「あ、どんぐりだ!公園で拾ったことがあるよ」「はちみつ、お家にある!」「あれ?なんだっけ?(くりでした)」などと口々に話しながら集中して見ていました。
次のお話はパネルシアター「かくれんぼ」です。
パネルには木が4本。 そこに隠れている動物たちを当てるところからお話しは始まります。隠れていた動物はトラ、パンダ、うさぎ、ライオン。
特徴がわかりやすいパンダやうさぎはすぐに言い当てられましたが、ライオンやトラは「ねこ!!」「くま!」などと言われ、なかなか当たりませんでした(笑)
かくれんぼが終わり、動物たちが焼き芋を焼き始めたところで♪やきいもぐーちーぱーを歌ってのじゃんけん大会に。ハートの子たちはまだじゃんけんのルール理解が?の子もいて「勝った!」と喜んでいても、実は負け、なんてこともありました。
焼き芋が焼けたところで、動物たちが仲良くお芋を半分こして食べて、お話はおしまい。
今日は、せっかく広いふるさと会館に来たので、そこからは風船運びゲームをすることにしました。
宝探し会でのチーム対戦です。
宝探し会できずいたチームワークの見せどころ!
大きな布を持ち、その上に風船を乗せて玉入れのネットに入れる2チーム対抗のレースです。宝探し会で経験済みのダイヤ、クローバーの子どもたちは、勝ちを目指して大盛り上がり。
ハートの子どもたちは、お兄さん、お姉さんがやっているのを真剣に見ていて、ルールの説明なしでもゲームに参加して楽しんでいました。
地域にいらっしゃる小さなお子さんやお母さんにもお話し会は楽しんでいただけたようです。
今回は、初めての試みということもあり直接一緒に遊ぶという交流まではできませんでしたが、また何かの機会に一緒に楽しめる催しができればと思います。
今回の催しにご協力いただいた商店会の皆様、ありがとうございました。