11月17日(金)食育懇談会を行いました。
今回のテーマは「子どもの発達における大人の援助」です。
保育園での毎日の食事で行っていること、配慮していることを保護者の皆様に知っていただき、給食を作っている給食職員、直接食べさせる保育士が食事面で子どもの発達にどのように気を配りながら食事の援助をしているかについてお話させていただきました。
今年は、5年ごとに改訂される厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」の食塩の目標量が子どもを含めて0.5gずつ引き下げられたことにより、保育園でも給食づくりにおいて、これまで以上に塩分量を意識するようになりました。
大人は、「なんとなく塩分の摂りすぎはよくないよね。」「成人病になるらしい。」と塩分の摂りすぎが身体に良くないであろうことは、漠然と知ってはいますがでは、実際に1日の中でどれほど気を付けているか?と考えると、皆さんどうでしょうか?
まして子どもの塩分量については、保育園の給食も含めてはどれだけ塩分をとっているのか?と、毎日の食事で注意深く・・とは、なかなか意識しきれないですよね。
そこで今回の懇談会の機会に、「これから育っていく子ども達を成人病予備軍にさせないために」適切な「塩分量」を知識としても知れるように、クローズアップして一緒に考えたいと思いました。
先ず1日の塩分量を見ていただきました。
1~2歳の塩分目標量は3gです。
3~5歳の塩分目標量は3.5gです。
豆知識として
塩一つまみとはどのくらいでしょう?
指3本でつまんだ量で0.9gです。
塩少々は?
指2本でつまんだ量で0.5gだそうです。
1日の塩分量と簡単な塩の測り方がわかったところで、身近な食材の塩分量について〇×クイズを行いました。
皆さんを惑わしたクイズは食パン6枚切りの塩分量です。
食パンはバターやジャム、ハムやベーコンといったものと一緒に食べることが多いので食パンそのものの塩分を感じることはないかと思いますが、意外と多くて0.7gあります。
お菓子ののポテトチップスうすしお味1袋の塩分量が0.8gなのでほぼ同じ塩分量です。
パンのように、混ぜ込んである塩は感じにくいですが、菓子類など、舌に直接触れる塩は塩味を感じやすいですよね。
身近な食材の塩分量がわかったところで、保育園で使う塩分量を知っていただきました。
例えば朝ご飯にコンビニの鮭おにぎりを食べたら?
お昼ご飯は保育園で食べて、家ではどれくらいの塩が使えるでしょうか?
お昼にマクドナルドでハッピーセットを食べたらどのくらい塩分を摂ったかな?
朝ご飯とおやつ、夕飯は何を食べましたか?
忙しい毎日、ついつい味覚の満足を得ようと、塩分、糖分が適正量を超えてしまうのはみんな同じだと思います。
だからこそ、耳の痛い話しだとは思いますが、お昼ご飯に塩分が濃いものを食べ過ぎてしまったので、おやつは素材の味を楽しめる、果物や焼き芋にしようかな?と思えるようになるだけで将来の健康状態が変わってくるのかな?と思っています。
また、たくさん塩を使わなくても素材の旨味を活かして調理するなど、保育園でしている工夫の1例として、御出汁の味見をしていただきました。
味噌汁、煮物などは、この御出汁が少ない塩分でも十分に美味しくしてくれます。
その後、各クラスでの食事の様子や、意識的に取り組んでいることなどを担任がお話し指せて頂くとともに、その実際の食事の様子をVTRで見ていただきながら、今日のおやつ、わらび餅と麦茶をご参加いただいた保護者の皆様にも食べていただきました。
作り方は簡単。
お水と片栗粉を少しずつ混ぜながら火にかけぐるぐるかき混ぜると、とろとろの粘りが出て固まり、お餅風になりますので、適量にちぎってきな粉や黒蜜をまぶして出来上がりです。
「それでできるの?」という驚きの声と、「美味しい!子どもと一緒に作ってみよう!」という皆様の反応が、おやつづくりにも大いに励みになりました。
ご紹介できて良かったです。
短い時間でしたが保護者の方に給食のことを知っていただく良い機会となり嬉しく思います。
お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
「給食の台湾チャーハン美味しいから、お家でも作って!」
「キャラメルラスク作って!」
などなど、子どもの保育園での人気メニューのリクエストに「作り方わからないから、できないよ~」と、嬉しくもおっしゃってくださった方が多数いらしたので、レシピを差し上げました。
レシピなど、ご希望の方は担任の先生を通じてもお声掛けください。