恵方巻作り🏹

2024年2月10日 Kids Encourage 0 Comments

 年長のクローバーさんは、節分にちなんでおやつの恵方巻を自分で作りました!

節分行事のひとつとして、恵方巻づくりをするのをとても楽しみにしていました。

最初はクッキングとして「作って食べられる!」という楽しみに気持ちは集中していましたが、だんだんと「なんで節分だと恵方巻食べるの?」「恵方巻って海苔巻き?」と素朴な疑問を口にするようになりました。

 そんな興味に応えるように、「昔ね(平安時代にね)占いやおまじないで、その年の年神様がいる方向を恵方って言って、そちらに向かって何かすると「何事も吉」って、悪いことは消えて、福が来るんだって。節分はちょうど季節が冬から春になる頃だから、その節目に恵方に向かって福を願おうってことみたいだよ。」と、ちょっとしたうんちくをお話ししたりしていました。子どもたちは「あ~、呪術廻戦か~」との反応も! なるほど・・最近のTVアニメにイメージが重なったようです。(笑)

 恵方巻作りの前日には、フェルトの海苔やご飯を使って栄養士の長崎先生に巻きすの使い方を教えてもらい、巻き方の練習もして、期待はますます膨らんでいきました。

 身ずくろいと手洗いを済ませ、3人グループに分かれて本物の海苔、ご飯、なが~いステックきゅうり、錦糸たまご、鮭フレークの具で、昨日練習した通りに海苔の上に具を順番に重ねていきます。

「きゅうり好きだからいっぱい入れよう!」「私はきゅうりは1本でいい。タマゴいっぱいにしよう!」と、自分好みのブレンドにこだわりを見せていました。

「ご飯が多すぎると巻けなくなるから、しゃもじで粒をつぶさないようにそ~っとのばしてね。」と、給食の先生のアドバイスをよく聞きながら、具の量の調節も真剣です。

巻いて巻いて、ギュッギュッ。

と、くりかえし、きれいに巻けました♡

「売ってるのみた~い」と、自画自賛!(笑)

「食べるのもったいないな~」とも。

「じゃ、食べないの?」「まさか!ぜ~んぶ食べる!」ですって。(笑)

巻きす扱いは、とても上手にできましたね。

実食💛

いよいよ恵方巻を実食です。

恵方の意味を何となく学んでいたので、食べるにあたって儀式?があることも知っています。

今年の恵方は東北東。 その方角は、皆が方位を確認できるように、大人が部屋の壁にしっかり「東北東」と張り紙をしておきました。

食べる前にまず、作った恵方巻に願をかけます。

「願い事?呪文?の内容は声に出してはいけません。心の中で、強く強く念じてください。」

と言うと、皆、この通り真剣に念じているのですが、どんなことを願っていたのか本当は聞きたかったなあ。

さあ、念を込めたら東北東を向いて、さらに儀式の決まりごと。

東北東を向きながら、恵方巻を全部、黙って食べきらなければならない、というのです。

「食べ始めたらしゃべっちゃいけないんだって」「手でちぎったりしないでモグモグ食べきるんだよ」

では、いただきま~す。

最後までおしゃべりしないで食べきれるかな?

 

写真の通り、誰一人おしゃべりすることなく、しっかり恵方を向いて食べきることができました。

きっと、皆、福徳に恵まれて良い1年になりますね。💛

もちろん、大人も一緒に美味しく、楽しく子どもたちといただきました。

福わ~うち!