9月7日土曜日に園祭りを行いました。
最近台風が多く、天気だけは心配でしたが、当日は良い天気に恵まれました。😊
きっと、園祭りの日を指折り数えて楽しみにしていた子ども達のパワーのおかげです!
開場前になると、お祭りの衣装、甚平や浴衣風のいで立ちの子どもたちが早くも集まっています。
少し涼しくなってきた夕方からお祭りがスタート。
今年も「子ども達の年齢や発達に合わせて楽しめるものを」、と考えて準備した遊びブースのアトラクションで、お家の方と一緒に楽しむ子ども達の姿がたくさん見られました。
ヨーヨー釣りは今年も大人気。
大きい子は、じっくりと釣りたいヨーヨーを見定めて集中してトライ。釣ったヨーヨーを自慢げに見せてくれました。小さい子はお家の人に手伝ってもらいながら釣り上げ、満足そうにしていました。
的入れは、カバさんの口の中に果物に見立てたボールを投げ入れるゲームでした。
実は、ボールにも口の大きさにも一工夫してあり、大きい子は何度もやってみて、うまく入るとガッツポーズ! 小さい子はそばまで行ってそっと口の中に入れて「はいったー(パチパチ)」というほほえましい様子が見られました。
だるま落としは、だるまのブロックとロボット型ブロックの2種類を高さを変えて用意しました。
積んであるブロックを棒で叩いて倒すというシンプルな遊びですが、子ども達は、とにかくうまく倒れれば大満足!
でも、本当のだるま落としのルールを知っているお父さん、お母さんたちの方が「ほら、ここに当てて頭を残すようにやるんだよ!」と倒し方の評価が厳しめでした(笑)。
宝釣りは、釣り竿で宝を釣り上げる遊びです。
磁石がついた釣り竿とフックがついた釣り竿があり、選ぶ竿によって紐の長さが違うため、微妙に難易度が変わることで大きい子でも試行錯誤しながら楽しんでいました。
表は宝箱。釣ってみたら裏にはカラフルな宝石、そして中にはドクロも!
ドクロをつってしまった子は「え~!はずれ?」と一瞬がっかり。
そんな偶然性もあり、自分好みのお宝をゲットした子は特に大事そうに持っていました。
輪入れは、輪投げのように的に向けて投げるのではなく、ペットボトルで作った動物の的が円形に並んでいて、その的に自分が回りながら輪を入れていく(だから輪入れ、です)遊びでした。
動物のボトルが並ぶ円の大きさを変え、小さい子にも大きい子にも楽しめるように難易度を考えました。
大きい子は事前に計った(約20秒)まゆ先生の記録に挑戦! 記録を超えるとピカピカのご褒美シールをもらえます。そのシールを貼ってもらうことが誇らしくて、何枚も胸にシールが並んでいる子もいました。
昨年も行い恒例となった手形うちわは、今年も昨年同様の大賑わいでした。
手形を押したうちわに自分で好きな色や形のスタンプを押してデコレーション。
世界に一つだけのうちわが完成しました。
昨年参加した方が「去年作ったのを大事にとってあります」と教えてくれました。
1年たってどのくらい大きくなったかな?そんな楽しみ方もできる定番アトラクションになりました。
ブースでの遊びが一回りし、満足した頃に食べ物ブースの始まり。今年は4色の寒天とポップコーンでした。
卒園児や保護者には少し懐かしく、在園の子ども達にとっては食べ慣れた大好きな寒天と、少し塩気のきいたポップコーンの組み合わせはちょうどよかったようです。
おいしいおやつ休憩も終わって、ここからは普段保育の中で「表現」する活動内容を披露する時間です。
まずは、くるみ組ダイヤ・クローバーの子ども達が毎日体操で行ってきた体操、「小さなヒーロー」を披露しました。
この体操は、始めのポーズから始まり、ポーズを取ったり走ったり止まったり。動きのポイントがあります。ヒーローが颯のように走る姿を表現し、張り切って踊っていました。
次は子どもたちが楽しみにしていた盆踊りです。
今年は、おなじみの柏踊りに加え、アンパンマン音頭とバハマ・ママという洋楽の盆踊りを選曲して踊りました。
子ども達は、夏季保育中から担任の先生や子ども達同士で踊ったり、地域のお祭りで見聞きしていたので、だいぶなじんでいたので、くるみ組の子ども達を中心に、自然に踊りの輪に加わってきました。
。その楽しそうな雰囲気につられるように、乳児クラスの小さな子ども達も真似をして踊ったり、輪の中をくるくると走り回ったりして参加していたのもほほえましかったですね。💛
そしてエンディングのステージは。
音楽課業講師の西澤先生率いる、プロのバンドさんが♪Isn’t She Lovely と Sir Duke の2曲を演奏してくれました。
なかなかそばで見ることができないギター、ベース、ドラムセットに子ども達は興味を持って最前列でかぶりつき! アリーナSS席です。(笑)
演奏が始まると、じっと演奏する様子を見ている子、体を揺らして体で音楽を表現する子、じっくりと音楽を愉しむ大人たちの姿がありました。
引き続いては、毎度おなじみのエンカレッジ楽団の登場です。今回は、♪アンダーザシー、青と夏の2曲を演奏しました。バンドさんのお力添えもあり、風に楽譜があおられるというハプニングにも合いながらも最後まで楽しんで演奏することができました。自分の先生が演奏をしていることで、子ども達はますます期待感を持って聞いていました。私たち演奏をする側も、そんな子たちの姿に励まされながら“表現する”ということに集中できたように思います。
最後は園歌♪どんどんどんを皆で歌いました。音楽課業の中でいつも歌っている、くるみ組ダイヤ・クローバーの子ども達だけでなく、ハートさんをはじめとした小さい子たちも「どんどんどん」のところや振りを真似しながら参加してくれました。
しかし、職員が演奏に気をとられていて、固定のビデオ撮影しかしていなかったので、残念ながらエンカレッジ楽団の演奏写真がなく掲載できません。💦
ご覧になった皆さま、演奏はいかがだったでしょうか? ぜひご感想をおきかせください。
日暮れと共に園祭りはおしまい。でも、子ども達のお祭りごっこは続いています。園庭では毎日、盆踊りの輪が広がり、アトラクションで使ったものを再度試しながら遊ぶ姿が見られています。