10月24日(木)くるみ組、ダイヤ・クローバーの子どもたちが園庭の隅にある畑で、芋ほりをしました。
初夏に苗を植えてから、子ども達が戸外遊びの時に水をあげたり、エツ子先生が日々手入れをしてくれたり、真夏には水遊びを園庭でしていたあんずさんがせっせと水を運んでかけてくれたりして、大切に育ててきたさつまいもが、ついに収穫の時を迎えました。
クラスに出してあった芋ほりが題材の絵本をみながら、「おおきいのがあるかな?」「たくさんとれるかな?」と話したり、「お家に軍手がある人は持ってきてください」、と伝えてあったので、「ママにぐんてかってもらったんだ。のびるやつ」などと自前の軍手を用意している子もいて、芋ほりを楽しみにしている様子がうかがえました。
そして芋ほり当日。
戸外遊びに出て準備が始まると畑の周辺で、今か今かと待っていました。
準備が整い、「まずはクローバーさんからやろうか」とエツ子先生から声がかかると、我先にと軍手を装着して子ども達が集まってきました。
「てつだって!」と声を掛け合いながら、数人の子で1本のツルを「よいしょー」と気合を入れて引っ張ります。
みんなで引っ張るとツルは抜けたのに、芋はまだ地面の中。🍠😮なんで?
今度は「ここにあるかな?」と地面を掘り始めます。
「あ、あった!」とお芋を見つけた子の傍らでは、「あ!むしがいた!」「カブトムシのようちゅうだよ」と虫を見つけ、お芋以上の大発見をした!とばかりに大興奮の子、といろいろな意味で大盛り上がり。(笑)
畑には、お芋を見つけようと土を掘り返している「正統派芋ほり」の子、土いじりの醍醐味で虫を探して掘っている子、どちらもそれぞれが夢中です。(^_-)-☆
掘り出したお芋本体の中から“おけら”が出てきて、「なんかいる!」「虫がおいも食べてる?」と大騒ぎになる一幕もありました(笑)。
さて次はダイヤさんの番。
クローバーの子ども達がどうやっているのかを観察していた子ども達は、「こうやるんでしょ」と張り切ってツルを引っ張ります。
あっという間にツルを引っ張り終わり、たくさんお芋を掘りたい、見つけたいというモチベーションでせっせと土を掘るダイヤの子ども達。(笑)
「まだあるかな?」「ここにもあるんじゃない?」と言いながら、最後まで粘り強く土を掘り続けていました。
掘り出したお芋を見ながら、「これがおおきいね」「なんか、たべられたあとがある。虫かな?」「ほそながいのもあるよ」などと一つ一つのお芋の特徴を比べたり、「何個あるかな?」と数えてみたりして、お芋の出来をじっくり確かめる子もいました。
芋ほりがひと段落すると、芋のツルで遊び始めます。電車ごっこのようにツルを持って走っている子、なわとびにしてみる子、テントの脚にくるくると巻いている子、丸くしてリースを作る子、とハートさんも含め、様々に遊んでいました。
今年のさつまいもは、子ども達の期待値に比べて大きさも数もちょっと残念な出来でしたが、給食の先生にお願いして、後日子ども達と食べる予定です。
頑張って掘り出したお芋はどんな味がするのか、子ども達と楽しみにしています。
「とれたよ!」と、お芋とポーズ。
後日、給食の先生がメープルシロップで作った大学芋にしてくれました。 「とったお芋、美味しかった!」とみんな言っていました。
自分たちで掘ったから格別な美味しさだね!