11月中はかなり暖かい日が多くて、このまま冬は来るのだろうか?と思っていましたが、さすがに12月に入った頃から体感的な寒さも到来し、冬の訪れを実感しています。 小さな子どもたちは、少々風邪で発熱が増えるなどしていますが、この季節を上手に乗り切りたいですね。
保育園でも空調や衛生管理に配慮し、健康的な毎日を送っていきたいと思います。
そんな中で、12月といえばクリスマス。保育園ではこの時期にクリスマスを兼ねた表現発表会を行事として行っています。
今年は21日(土)、明後日が表現発表会の日です。「行事だからする活動」ということではなく、現在の子どもの発達経過の中で子ども自身が欲する活動を日々の中で計画し、子どもが十分にその活動に取り組むことができるように、日課の中で遊びとして活動が展開されてきました。
その活動の様子と経過の一端をご紹介します。
大人の動きを真似て、手足を一生懸命動かそうとする姿は、もう小さな赤ちゃんじゃないんですね!
いちご組
最初は音楽を聴いて、保育者を見ていることが多かった子どもたちですが、保育者が大きく体を動かすことでリズムに乗って身体を揺らしたり、腕をいっぱいにあげてみたり、思い思いに体を動かして粗大運動を行っています。
りんご組
体を動かすことが大好きなりんご組では「どうぶつ体操」のリズムに合わせて、保育者、お友だちと共に楽しんでいます!
全部参加するという形でなくても、部分部分で参加したり、最後だけでも参加したりと子どもによって参加の形はありますが、「もう一回!」と何度もやりたいという声が上がっています!
動きの中では保育者の真似をして大きく体や腕を動かしたり、普段はしない体の動きをしてみたりと様々な体の動きをして、自由な粗大運動を楽しんでいます。
身近な遊びの一つとして「どうぶつ体操」に出てくる動物、体操には出てこない動物にも、写真、絵本を大人と見ながら名前や特徴にも触れている最中です!
自分の姿をガラスに映してポーズの確認をしています。(笑)
自分の衣装を製作したので、着用するとモチベーションがさらにアップ!
あんず組
あんず組では表現発表会に向け戸外遊びの中でダンスを踊っています。
歌や踊りが大好きではりきって踊る子、体を揺らしてリズムを取って音楽を楽しむ子、興味はあるけど人前では恥ずかしいのか友だちの踊っている姿を見て楽しむ子などその子なりの楽しみ方が伺えます。
テーマの「お化け」をその子のイメージで手や足のポーズを決めているところが、この年齢ならではの可愛さです!
「一緒に」をテーマにしたダンスも、お友達と動きを合わせることを自然に意識して踊る様子が見られます。イメージ通りにポーズをしようと意識した身体の使い方に、3歳児の発達がうかがえます。
ハート組
製作では、30センチほどに切った紙テープを思い思いに自由にちぎる活動を行いました。指先を使って、右手と左手は違う動きをして行う動きを、確かめるようにゆっくりと行う子どもたち。小さくちぎったり、細長くなる様子を不思議そうに見せ合ったりして、繰り返し集中してテープをちぎって遊びました。
できた作品は、当日の展示をお楽しみに!
色を混ぜるのが楽しくて、いろいろ混ぜていたら、とても個性的な色使いになりました!
丁寧に表面をぬりぬり♬
筆使いも、だんだんに慣れていく様子が見られます。
ダイヤ・クローバー組
粘土の活動を行いました。まず始めに紙粘土の性質を知ることから始め
少量の粘土で感触などを楽しみました。
『次の日粘土はどうなっているんだろうね?』と話しながら、
翌日確認すると『カチカチに固まっている!』と気付き驚く子どもたち。
その後、作品作りをしました。
四角い固まりの粘土を、子どもそれぞれが丸めたり、伸ばしたり…
散歩に行った際に拾ってきた落ち葉や枝、どんぐりをさしたり、ちぎったりしながらダイヤ・クローバーならではの
様々な活動の成果を織り交ぜて素敵な作品が出来上がりました。