近年、節分に恵方巻を食べるということが定着してきましたね。子どもたちも「節分に食べるもの」ということは何となく知っているようです。
前回のサンドウイッチづくりでクッキングを楽しんだ勢いで、「今度は恵方巻を作って食べよう!」とクローバーの子どもたちがチャレンジしました。
恵方巻はサンドウイッチより作り方が難しいので、事前に海苔に見立てた黒フエルトとご飯に見立てた白フエルトで、簀巻きの練習をしていました。
さて本当の海苔とご飯で上手に簀巻きできるかな? ちょっと緊張しながら、いざクッキング開始!
「ご飯は欲張らずに、薄くね~」
そう言われても、ついついたくさんになってしまうのです。(笑)
この後、簀巻きで巻けるかな😄
ご飯がくっつかないように、しゃもじに水をつけてね~。
「手にもついちゃうね」と、入念に水をつけますが・・。
びちゃびちゃ😥💦
「海苔はぬれないようにね~」💦
いろいろ工程が大変だね(笑)
くっつくご飯粒と格闘しながら、海苔にご飯をのせていきます。
具材をのせて、ここから恵方巻作りで一番難しい簀巻きをします。 フェルトで練習したこと思い出して、上手に巻けるかな?
ご飯多めの人、ちょっと心配ですね。😅
「簀巻きの道具は一緒に巻かないで、海苔だけクルクルするんだよ。」
「海苔のはじっこ押さえて・・」
自分が食べるおやつだし、慎重そのものです!
「ちょっとご飯多すぎたね💦」
「具も多くて、巻けないよ~」😥
給食の先生に手伝ってもらいながら、手に少し力をこめ、ぎゅっぎゅっと巻いて巻いて。
恵方巻というより、太巻きになっていましたが、無事に巻けて満足そうでした。😉
やった~!「見て!できたよ」と、見事に少し太めの恵方巻ができましたね😊
海苔にご飯をのせる工程、具材を挟んで簀巻きをする工程に少し苦戦しながら、皆、自分で恵方巻を作りあげました。
さあ、いよいよ食べるよ! なのですが、待って待って🤚
恵方巻は、ただ普通に食べちゃダメなのです。
「恵方巻は、福を巻き込んでいるので、切らずにまるかぶりして食べます。 その年の縁起のいいとされる方角に向かって、願い事をしながら無言で食べきるのが決まり事なので、皆、食べ始めたら、食べ終わるまでおしゃべりしてはいけないの」と、まゆ先生から食べ方を教わりました。
「わかった~!」と、食べたい一心ですが・・大丈夫かな?
まずは今年の吉方と言われる西南西の方角に向いて・・
「手で切ったりしないで、このまま1本もぐもぐ食べるんだって!」
「え~、休んじゃだめなの?😨」(笑)
「おしゃべりしないで黙ってなら、休んでもお茶を飲んでもいいんだよ」
「あ~よかった。のどにつっかえちゃうと思った」
と、普段はない食べ方のルールに戸惑いと心配の声がありましたが、お話しを聞いて一安心。
いざ、実食! 「いただきま~す」 「今から食べ終わるまで、おしゃべりしないでね~」
これが簡単そうで一番難しい。(笑) ついつい顔を見合わせて、何か言いたくなっちゃう。 と、そのたびに誰かが「し~~~~」と、目と口パクで制止。🤫
しゃべらないって緊張するね~。
しずか~に、みんなの「モグモグ、モグモグ」の音だけ聞こえるのも、なんだかおもしろいね。
けっこう太く出来上がった恵方巻だったので、食べきれるかな?という大人の心配をよそに、「しゃべらないルール」を守り抜いて食べきりました!
食欲からも、大きくなったな~と感じます。♡
最後は、すっかり身に付いたお片付けをして、クッキングを終えました。
次回はお待ちかねのピザ作りを予定しています。
また楽しく作って、美味しく食べようね!😋