今年は令和7年7月7日という七夕でしたね。
子どもたちとは、それまでに七夕飾りの製作をしたり、お家の人と短冊に願い事を書いてくるなどしていたので「今年はラッキー7だから願い事がかないやすいかもね」とお話ししたり。すると「お菓子を100個食べたい」「ユニバーサルスタジオに行きたい」など、とっても現実的な?願い事が短冊に書かれていました。😆

ダイヤ・クローバーさんは、輪つなぎや提灯などを折り紙で作りながら七夕の飾りの由来なども知っていく機会になりました。

七夕当日には、恒例の「七夕お話し会」が行われました。お話しの演目はパネルシアター「ぞうさんのぼうし」と、ペープサート「たなばたウキウキねがいごとの日!」です。
物語を楽しんで見ながら、七夕という行事について知ることや、物語の登場人物の状況や感情に自分を重ねて感情移入する体験をしてほしいなあと選んだお話しです。





物語に出てくる「たぬき村ときつね村」。
何だか在りそうで、本当にポコくんやキコちゃんが居そうで、子どもたちはお話しの世界に引き込まれていました。
お話しの随所でキコちゃんを助けてくれるカササギさんは、とても子どもの心に残ったようです。お話し会の再現をする時や、装飾を見ても「カササギさん」という言葉がよく聞かれます。
織姫と彦星が天の川を渡って会うために、カササギが翼を広げて橋をかけるという伝説に出てくる鳥に子どもたちが注目したことも、キコちゃんとポコくんを助けてくれる「カササギさん」の印象が大きかったようで、それがお話しの力だなと感じました。


今回のお話し会の演目は、子どもたちでも再現しやすいように道具もシンプルに背景もそのまま使えるように工夫しました。
実はさっそく、おやつを食べた後の午後に早くもリバイバルお話し会!を行いました。
午前中、大人が演じたパネルシアターを午後は年長の子どもたちが演じてみるという試みです。
簡単にやり方と順番をその場で伝え、子どもたちに任せてみました。




2組ずつのペアに分かれて、交互に歌いながらぼうしに5匹の動物を入れていくというやり方を理解し、音楽と歌に合わせて1匹、2匹とテンポに合わせて操作することがとても上手にできました! 1回見ただけなのに、すごい!と、ダイヤさんから尊敬の大きな拍手をもらって、少し照れている表情も自分たちでできた!と満足そうでした。
ちなみに、午前中の大人版はこちら。


お話し会の余韻は、まだまだ子どもたちの再現遊びの中の様々な姿、表現の中に見られていて、今回のお話し会が、子どもたちにとって心が動く体験になったのではないかなと思います。
そして、玄関の装飾も七夕のお話しと共に変化したことを、子どもたちは見逃しません。(笑)
お迎えに来たお父さん、お母さんに「カササギが渡らせてくれてるよ」と装飾の変化を知らせていました。
その変化がこちら。


七夕をテーマにしたお話し会は、様々な子どもたちの活動へと広がり、これからまた新しい展開をしていきそうです。