10月の活動の様子

天気の良い日は、気候もさわやかになってきたこの時期。

子どもたちは、園祭りの名残を遊びの中に取り入れながら元気に遊んでいます。

(いちご組)

ゆらゆら動く風船に手を伸ばしてタッチ!目と手を使いながら、動きを感じ取っています。

すき間から外をのぞいたり、見たい・知りたい気持ちがむくむくと旺盛です!

(りんご組)

(あんず組)

入ったり、くぐったり、粗大運動も様々な体の使い方を試して遊び、「できた!」と、自分の想い通りにできたことが嬉しいんですね。

駐車場?の構造遊びも、細かなところもこだわって、ちゃんと車が停まる区分けが積み木で示されています! 

泣いている赤ちゃん?をあやすように、涙を拭いてあげているのかな?

2歳児のお世話遊びには、ストーリーがあり、人形も自分も、その物語の中の登場人物になっているのですね。生活模倣をたくさんして、こうして大人や誰かのモデルから学び取りながら、豊かな心情を自らも育てているようです。

(くるみ組)

まだ、上手く歩けなくても、座った姿勢でも風船をつかもうとする姿に、自分から関わろうとする意欲が見えますね。😉

「まてまて〜!」と笑顔でハイハイ。お友達とじゃれ合いながら体を動かすことが嬉しくてたまらない時期ですよね。

目視をしながら、手先に集中して微細な遊びも上手にできるようになったね!

お人形は、自分たちが経験している生活再現をするのに大事な存在。ねんねも優しく布をかけて「おやすみ」とお世話。

ミルクを飲ませているのは、いちご組の子がミルクを飲んでいる様子を見ているから、ちゃんと大人がするように抱っこして、やさしく見つめる仕草がリアルですね。

お友達とイメージを共有して、一緒に再現遊びをする姿も見られるようになりました!

戸外でも、皆で話し合いながら?何やらしていることが多く見られるようになりました。

身体バランスを試す遊びが大好き! どんどん上手になりますね。

タイヤをまっすぐ転がしながら、自分も走る!

これは、身体の重心を保ちつつ、腕や手の感覚も使いつつという、かなり高度な感覚統合です。熟練してくると、ここにスピードを競うという課題も加わり、白熱したゲームになります。

電車好きにはたまらないこの場所。近くて迫力ある電車を見るのは、飽きないよね。

東武線の運転手さんも、保育園の子どもたちが見ていると、手を振って合図してくれるんです。

ステージでは、いつもダンスが披露されています!

身体表現も、自分のイメージだけでなく振りを覚えて、その上でのオリジナリティーが発揮される、意識が高いダンサー姿です!

年長のクローバーさんたちは、細かな手仕事が大好きです。ただ形を作るだけでなく、その出来栄えにもこだわります。何度も何度も、自分が納得するまで折っている姿は、職人さんのようです。

高さとバランスを試す遊びも、慎重におき方も考えて、右に傾き始めたら左側に少し重心をずらして置くなど・・・、子ども同士で「もうちょっと右!」などの声を掛け合いながら真剣に取り組んでいます。

積み木で作る街は、都心の高速道路沿いの街かな? ありそうなビルや建物にリアルな工夫を感じますね。子ども同士が自分のイメージと相手のイメージを重ねながら、共同制作は毎日繰り返されて、どんどん広がっていきます。 幼児になると、繰り返せるだけでなく、「続き」ができる環境や時間の保障が大事な理由が、こんな姿にも現されていますよね。

再現遊びでお店を開くと、リアルな日常が…(笑)  開店する店主によって、売り物が変わるので、ある意味飽きないお店です。(笑)

やり取りは実にリアルです。最近のお会計は、カードやペイペイが主流? 財布にお金を入れてお買い物に来るお客さんが減りました。

良い悪いにかかわらず、子どもの再現遊びは大人の日常、社会の変化を映し出す鏡のようです。 その姿には、日常をあたりまえに捉えがちな大人も勉強になります。

大人の価値観だけで、子どもの世界を決めつけずに理解することを丁寧にしていきたいと思います。