10月29日(水)に芋ほりをしました。
雨で1週間延びた分、子ども達の期待感も倍増。何日も前から「もうすぐお芋ほりだよね」という話があちこちから聞こえてきました。

「これ、どこまでがお芋?えっ?まだお芋じゃない?つるなの?」と、なかなか出てこないお芋を掘って探します。

張り切って掘り始めた子ども達。「あった!」「みて!大きいよ!」という声も聞こえましたが、「あれ、なかなか出てこないよ。」という声も。



「とれたけど、細~い」・・でも、自分で掘ったから満足そうでした。(笑)


今年のお芋は不作で、残念ながら大小全部集めても20個弱しか採れませんでした。それでもあきらめない子ども達。「うんとこしょ!」と言いながら数人で引っ張ってみたり、深く掘ってみたりしながら探していました。

「きゃ~、なかなか抜けない~!」と言いながらも楽しそうです。御芋ほりって、子どもたちには全身運動だね。


掘ったお芋を手に、「バナナみたい」「これはチキンだ」「わ、ミニミニサイズ」などと言いながら出来栄えを吟味していました。小さくても、何だかかわいいお芋で、それも嬉しいようです。(笑)

男の子たちを中心に、虫探しも盛り上がりました。たくさんのミミズといもむしが出てきて、子ども達は「名前をつけよう」と言いながら嬉しそうに入れ物に集めていました。



「見て、見て!大きいのがとれた!」と、お友達に見せに来てくれました。
時々、立派なお芋も出現しました。
植物は、食物連鎖の最初のものであり、人間の生活にとっても不可欠なテーマですね。
子どもたちは自然に触れることで、「植物は生長し、やがて枯れ、土地にかえることや、今回のお芋のように太陽と水と土と(養分もふくめ)空気などが成育条件になって植物が育つこと」などを次第に認識していくようになるのですね。そんな体験を日常の中で大事にしていきたいと思います。

長~い芋のつるは子ども達の絶好の遊び道具に。
編んで丸くしてみたり、数人で引っ張り合ってぐるぐる回るロープ代わりにしたり、電車ごっこになったり、想い想いに工夫しながら様々な遊びを展開していました。



