内科検診がありました🩺

11月13日に今年度2回目の内科検診を行いました。

いちご組、りんご組の子ども達は、嘱託医の平野先生が入ってきた時点で、担任の先生の陰に隠れる子、後ろを向いて自分の気配を消しながら遊んでいる子、近くに来て興味津々な子…。“なにかいつもと違うことが起きそうだぞ”という反応がありました(笑)

いざ始まると、大泣きして「やだ~、こわい~」を訴える子、緊張して固まる子等の様々な姿が見られました。

自分の番が終わってしまえば一安心。お腹を自分でめくって“復習”する子、そばに行って検診の様子を見学する子もいました。

あんず組になると、もう痛いことはされないな、ということもわかっていて余裕があります。すぐ近くで検診の順番を待ちながら、他の子と先生がしている行為をじっくり観察していました。

普段からよく遊びの中でも「お医者さんごっこ」をしているあんずさん。検診の後はいつもにも増してリアルなやり取りが遊びの中で展開されていました。

くるみ組になると、もう「検診でしょ?」「もしもしするだけなんだよね」と見通しもあり、自分の番が来るまで静かに他の子の様子を見守っているような雰囲気すらありました(笑)

自分の番が来ると、自らお腹をまくって診察がしやすいようにするなど、もはや、検診のプロのようになっていました。

内科検診の日、子どもたちは少し緊張したり、お友だちの様子をじっと見つめたり、いろいろな気持ちを味わっています。
その体験は、あとで自然と“お医者さんごっこ”につながり、聴診器をあてる仕草や「どうぞ」「大丈夫だよ」といったやりとりとなって表れます。

こうした再現遊びは、見たことを自分のことばや動きに置き換える力や、相手の気持ちを想像して関わろうとする社会性をそっと後押しします。

園での一つひとつの出来事が、子どもたちの心と学びの種になっていく——そんな姿を大切にしています。

検診を受けて、改めて子どもたちと健康への意識を高めていきたいと思います。

世間ではインフルエンザも流行していますが、保育の中でも手洗いを丁寧にする、食材の栄養の話をしながら、食事も大事にするなど、「健康な生活習慣づくり」ということも意識して保育をしていきたいと思います。