七夕会は楽しく行われましたが、今年の七夕もお天気には恵まれませんでしたね。
幼児の子どもたちは雨だと織姫と彦星は会えないんだよ・・と思っているので、お天気は心配事の1つでしたが。
もし雨でも七夕の日に織姫と彦星が会えるように、子どもたちの安心と希望をかなえようと玄関前の装飾は「天の川」をイメージしたものとなりました。(ですが、前日の夜が強風と雨でこの天の川の写真が撮れませんでした。残念。)
また、コロナウイルス感染の影響も考慮し、例年の本物の大きな笹を使うことを避け、「天の川から宇宙へ」というテーマで、中央に天の川がかかり、その中と周辺にたくさんの★と、伝統的な七夕飾りを空から降ってくるように飾り付けられると、子どもたちは「わ~!」と上を見上げ、その中に自分が作った飾りを見つけると嬉しそうに眺めていました。
天の川の手前には、七夕の飾りと幼児の子どもたちがお家の人と書いた短冊が飾られました。
子ども同士の会話では、願い事の内容より、自分の短冊が何色でどれか、とか、「あ、っていう字が難しいんだよ!」とか、短冊づくりの方にフォーカスされた話だったのが面白かったです。
砂場側のフェンスにはゴーヤを育てているネットが網目状に下げられていますが、いちご組、りんご組の小さな子どもたちはお家の方に書いてもらった短冊を飾らせていただきました。
短冊の内容はわからなくても、お迎えに来たお家の人に抱っこされて短冊を見ている様子はどの子も「これには何か深~~~い意味があるに違いない・・」という表情でした。(笑)
七夕にまつわる様々な活動の中でも、装飾になる製作活動は幼児期の子どもたちにとって作りながらファンタジーの世界を想像し子どもたち同士も共有していく大切な機会になったようです。
飾りの色や出来栄えに思い入れもでてきて、納得いくまで何度も作った達成感も感じた様子。
製作することが好きになった子も増えました!
保育園の行事の装飾では、できるだけ子どもたちも製作に参加して自分達の環境を作っていく体験にしたいと思っています。
保育園の中の装飾もそんな子どもの活動に通じていると、楽しみに見て頂けると嬉しいです。