キャラメルラスク、桃ヨーグルト、せんべい

離乳食後期 スティックパン、人参の豆乳煮、ヨーグルト

子ども達が収穫したゴーヤ、とうもろこし、ミニトマトです。

7月も後半に入る17日金曜日。毎月第3金曜日に行っている文学を楽しむお話し会が行われました。
長い梅雨のさなか、夏らしい天気が早くやってくるように毎日「ザ・夏!」になるのを子どもたちも楽しみにしていました。
雨で室内の遊びが多くなっていましたが、そんなうつうつとした天気に負けないように、保育者も今年の夏は少しスペシャルなお話会を行おうと考えていました。
そこで、これまで取り組んできた人形劇や七夕を通して、子どもの中に芽ばえてきた文学への興味を更に高められるように、夏に想像力が掻き立てられるものといえば。。。おばけ!
ということで、7月のお話会のテーマは「お化け」とすることに。
「いるようで、いない」「いないようだけど・・いるかも」と、自分の中で様々な想像がふくらむ時期の幼児には、自分が聞いた事があること、知っている絵本、中にはTVなどの知識をフルに動員しながらのお化けイメージをもっての参加です。
何だかワクワクする、けど、「怖くないかな~」とちょっとドキドキも。
お話会当日、1つ目のお話はエツコ先生が『おばけかぞくのいちにち』の絵本を読んでくれました。
おばけ一家は朝と夜が逆で、ご飯もなんか変なもの食べていて・・でも、おばけも保育園にはいくんだって・・・。あるような、ないような、自分達と同じように生活しているおばけがユーモラスに描かれている絵本です。
あんず組さんから、クローバーの年長さんまで、想像する楽しみポイントは違いますが、みんなおばけの生活ぶりに興味津々。
お話の中に出て来るおばけの食べ物「うそつきバナナ」には、「どんなバナナ?うそつくってしゃべるの?」と、注目の的になっていました。
2つ目はペープサートによる、「クレヨンのクロくんと、なぞのおばけ」というお話。
おばけ、というだけでも心惹かれるのに、さらに「なぞ」なんてワードがくっついたら、そりゃたまりません! 七夕会でもペープサートを楽しんだ体験もしているので、期待感が高まります。
お話が展開されていく中で、次々といなくなってしまうクレヨンたち。
子どもたちは「なんで?」と、それぞれの中でなぞを考え始めました。
結果は、心優しい人助けのためにクレヨンくんたちが協力して絵を描いていたということでしたが、ここでも「ありそうで、なさそうで・・、でも本当だったら?」という想像をたっぷりした様子でした。
同じお話を聞いていても、見ていても、子どもが一人一人想像する内容は違いますし、自分の生活体験からリアリテイを感じて自分に置き換えてみるところも違います。
保育者にとっても、お話を通して子どもが抱く想像の世界と、現実の自分達の生活体験を結び付けて、お話の内容以上に個々の子どもの中でストーリー展開していくことが豊かにできる力を子どもたちが蓄えていることが垣間見える、とても楽しくて貴重な体験となる活動でした。
最後は、お話の余韻が覚めず、おばけへの想像がさらに楽しめるように、『やなぎのしたには』という、わらべうたで遊びました。
♫ やなぎのしたには、おばけがうーうー。おばけのあとから、おけやさんがおっけー、おっけー、おっけやさんのあとから、おまわりさんがえっへんぷん。おまわりさんのあとから、いたずらぼうずがジャンケンぽーん!♫
と、歌いながら仕草を行うものです。
お話の中のおばけのイメージの楽しさと、ジャンケンでは勝つぞ!と、勝負に対しても子どもたちのテンションは上がり、盛り上がりをもってお話会を終えました。
おばけの想像やお話は、今でも子どもたちの遊びの中で継続して展開されている様子です。
こうして、子どもたちが内包する想像力を発揮しながら、子どもたち自身が遊びを生み出し、関わり合いながらその内容を広げ、深めていけるように私たち保育者が、子どもたちが様々なお話に出会えるような、お話し会という活動の機会を大切な取り組みにしていきたいと思っています。
七夕会は楽しく行われましたが、今年の七夕もお天気には恵まれませんでしたね。
幼児の子どもたちは雨だと織姫と彦星は会えないんだよ・・と思っているので、お天気は心配事の1つでしたが。
もし雨でも七夕の日に織姫と彦星が会えるように、子どもたちの安心と希望をかなえようと玄関前の装飾は「天の川」をイメージしたものとなりました。(ですが、前日の夜が強風と雨でこの天の川の写真が撮れませんでした。残念。)
また、コロナウイルス感染の影響も考慮し、例年の本物の大きな笹を使うことを避け、「天の川から宇宙へ」というテーマで、中央に天の川がかかり、その中と周辺にたくさんの★と、伝統的な七夕飾りを空から降ってくるように飾り付けられると、子どもたちは「わ~!」と上を見上げ、その中に自分が作った飾りを見つけると嬉しそうに眺めていました。
天の川の手前には、七夕の飾りと幼児の子どもたちがお家の人と書いた短冊が飾られました。
子ども同士の会話では、願い事の内容より、自分の短冊が何色でどれか、とか、「あ、っていう字が難しいんだよ!」とか、短冊づくりの方にフォーカスされた話だったのが面白かったです。
砂場側のフェンスにはゴーヤを育てているネットが網目状に下げられていますが、いちご組、りんご組の小さな子どもたちはお家の方に書いてもらった短冊を飾らせていただきました。
短冊の内容はわからなくても、お迎えに来たお家の人に抱っこされて短冊を見ている様子はどの子も「これには何か深~~~い意味があるに違いない・・」という表情でした。(笑)
七夕にまつわる様々な活動の中でも、装飾になる製作活動は幼児期の子どもたちにとって作りながらファンタジーの世界を想像し子どもたち同士も共有していく大切な機会になったようです。
飾りの色や出来栄えに思い入れもでてきて、納得いくまで何度も作った達成感も感じた様子。
製作することが好きになった子も増えました!
保育園の行事の装飾では、できるだけ子どもたちも製作に参加して自分達の環境を作っていく体験にしたいと思っています。
保育園の中の装飾もそんな子どもの活動に通じていると、楽しみに見て頂けると嬉しいです。