芋ほり、大収穫!

11月8日水曜日に園庭の畑でお芋ほりをしました。

今年の夏は猛暑で、サツマイモの葉っぱがあまりにも茂ってしまったので、葉っぱに養分を摂られてお芋の出来は悪いかも・・・という話もあり、しょぼしょぼのお芋ばかりだったら、収穫する日を楽しみにして、暑い夏にもせっせと水やりをしてきた子どもたちはがっかりするだろうなあ~と大人は心配していました。

そんな大人の心配をよそに、いよいよお芋ほりの日。

子どもたちは大張り切りで、「いっぱい引っ張って!」と声をあげながら、力を合わせてサツマイモのつるを引っ張ります。

エツコ先生が、茂ったお芋の葉っぱをあらかじめ刈ってくれていたので、半年ぶりに茶色い土を見せた畑の土を掘り返し、誰からともなく共同作業。

それぞれの子どもが、けっこうな力を入れて引っ張っても、簡単にお芋は抜けませんでした。

するといつの間にか、なじみのあるお話しのように「うんとこしょ、どっこいしょ!」と、皆でつながって引っ張りはじめ、ずるずるとつながって出てきたサツマイモに「わー!出てきたー!」と歓声を上げて喜んでいました。

土の中から出てきたサツマイモは、「しょぼしょぼだったらどうしよう」という想像とは違い、けっこう立派に育ったお芋たちでした。

収穫したサツマイモを皆、満足そうに持ち上げて笑顔。お芋とポ~ズ! うん、いいお顔。(笑)

そして、お芋を掘った土の中からはたくさんの幼虫が!

虫好きの子どもには、オマケのお楽しみができて、とっても収穫の多かったサツマイモ堀でした!

園外でのお話し会♡

10月23日、恒例のお話し会を行いました。

 今回は、保育園の近くにあるふるさと会館で、地域の親子が参加できる「地域子育て支援」の催しとしての意味もあり、保育園の子どもたちにとっては初めての園外でのお話し会でした。

くるみ組の子どもたちは、「今度のお話し会はお外でやるの?」と、皆、何日も前から楽しみにしている様子でした。

 特に、園外での行事に初めて参加する年少のハートさんは、「先生見て、ちゃんと歩けるよ!」と、「保育園の外を歩く時は危ないから前見て、端っこに寄って歩こうね」と、保育者と話していたことを意識しているよ!とアピールし、少し大きくなった自分を感じながら歩く姿は期待が全身に表れていました。

当日は天気も良く、戸外遊びを楽しんでから園を出発! 

ふるさと会館まではあっという間ですが、その間にも栗やみかんの木を見つけたり、電車を下から見上げて興奮したりしながら歩きました。歩いて数分の距離も子どもたちにとってはいつもと違った経験でした。

到着するとすぐにお話し会が始まりました。当日はくるみ組より少し小さな女の子がお母さんと共に参加してくれました。

始めは「どうぞのいす」。ペープサートを用いてするお話しです。

 動物たちが順にやってきて、うさぎさんが作った椅子に置いてあるおすそ分けのモノを頂きながらも、「空にしてしまっては次の人におきのどく」と自分が持っているものを置いていく、知らない誰かにも思いをはせて気配りすることがほのぼの伝わるようなお話しです。

子どもたちは、出てくる動物が誰かのために置いていくモノに、「あ、どんぐりだ!公園で拾ったことがあるよ」「はちみつ、お家にある!」「あれ?なんだっけ?(くりでした)」などと口々に話しながら集中して見ていました。

 次のお話はパネルシアター「かくれんぼ」です。

 パネルには木が4本。 そこに隠れている動物たちを当てるところからお話しは始まります。隠れていた動物はトラ、パンダ、うさぎ、ライオン。

特徴がわかりやすいパンダやうさぎはすぐに言い当てられましたが、ライオンやトラは「ねこ!!」「くま!」などと言われ、なかなか当たりませんでした(笑)

かくれんぼが終わり、動物たちが焼き芋を焼き始めたところで♪やきいもぐーちーぱーを歌ってのじゃんけん大会に。ハートの子たちはまだじゃんけんのルール理解が?の子もいて「勝った!」と喜んでいても、実は負け、なんてこともありました。

焼き芋が焼けたところで、動物たちが仲良くお芋を半分こして食べて、お話はおしまい。

 今日は、せっかく広いふるさと会館に来たので、そこからは風船運びゲームをすることにしました。

宝探し会でのチーム対戦です。

宝探し会できずいたチームワークの見せどころ!

 大きな布を持ち、その上に風船を乗せて玉入れのネットに入れる2チーム対抗のレースです。宝探し会で経験済みのダイヤ、クローバーの子どもたちは、勝ちを目指して大盛り上がり。

 ハートの子どもたちは、お兄さん、お姉さんがやっているのを真剣に見ていて、ルールの説明なしでもゲームに参加して楽しんでいました。

地域にいらっしゃる小さなお子さんやお母さんにもお話し会は楽しんでいただけたようです。

 今回は、初めての試みということもあり直接一緒に遊ぶという交流まではできませんでしたが、また何かの機会に一緒に楽しめる催しができればと思います。

今回の催しにご協力いただいた商店会の皆様、ありがとうございました。

宝探し会★楽しみました!

 10月18日、くるみ組ダイヤ、クローバーさんたちが楽しみにしていた毎年恒例の幼児レク、宝探し会が行われました。

宝探し会は、毎年、クローバー組が隊長、副隊長を務めその隊にダイヤ組さんが入り異年齢で構成したグループで園内に用意された様々な課題に挑戦しながら、宝をゲットしていくというレクリエーションです。

園内には、ゲームの部屋、トンネルの部屋、クイズの部屋、お宝探索の場所などが用意され、隊ごとにクリアしていく探検アドベンチャー??で、異年齢で協力して達成感を得ることをねらいにしています。

中でも初めての試み、トンネルの部屋は段ボールで作られたトンネルをハイハイで潜り抜け、出口にあるお宝を1つもらえるというアトラクションには、子どもたちもテンションがあがりました。

「暗くて怖くないかな?」と、大人が少々脅かしても、「全然平気だよ!」と、クローバーの年長さんからスイスイ入り、すぐ出口にたどり着く姿を見て、ダイヤさんも怖がらずに難なくクリア。

トンネルくぐりは完璧にクリアしたものの、出口にあるお宝にはなかなか気がつかず、

「あれ?お宝どこ?」とキョロキョロ。

なんとも幼児らしい姿が微笑ましかったです。♡

クイズの部屋では、まずクイズの問題が書いてある赤、黄、青のカードを選び選んだカードのクイズに挑戦しました。

隊長がみんなに「どれにする?」と意見を聞きながらちょっと緊張してカードを選び、さて、どんな問題が出るのかグループの皆でジッと耳を傾けます。

「保育園の外側の壁の色は黄色です。〇か✖か?」という問題が以外にも子どもたちを悩ませました。

〇と✖の答えで、皆で1つの答えを決めて移動しなくてはなりませんが、「違うんじゃない?白だよ」「え?あってるよ、黄色だよ」と意見がバラバラです。

中には「ピンクじゃない?」と、自分が好きな色を言う人もいて、隊長さんは困惑しきり。( ;∀;)

でも、年長さんには頼りになるしっかりした意見を言える人もいます。

「だけどさ、~だからさ、こうじゃないかと思うよ」と、ちゃんと根拠ある発言でみんなを助けることができていました。

おかげで大正解!

正解すると並んでいる紐を一本引けます。選んだ紐を手繰り寄せると、チーム全員分が入ったお宝をもらえました。

唯一の園舎の外、砂場での文字通りの宝探しは、2分の間に隠してある宝を探し放題!

遊具の裏や足台の裏、くまなく探してたくさんのお宝をゲットしていくのは快感のようです。

昨年のことを覚えている子は、「砂に埋めてあるよ、ここ掘っていい?」と、砂場をせっせと掘り返して「やっぱりあった!」と、いくつかの宝を見つけてご満悦です。

そして室内最大のアトラクション、スペードの部屋。

空気鉄砲で隊員の全員が的を倒す、魚釣りではチームで10匹釣れたらクリア、最終ゲームは風船運びゲームの全部ができたらお宝をもらえます。

風船運びゲームでは、大きな四角い布に風船3個のせて、全員で四隅をもって運ばなくてはなりません。風船が3個のっているとこれがなかなか難しく、4人が、あるいは5人がバランスよく持って運べないと風船はコロコロと落ちてしまい、落ちたらまたスタートに戻ってやり直しです。

やっとゴールまでたどりついても、ゴールネットに3個の風船を投げ入れないと終わらないという、できそうでなかなかできない難関ゲームでした。

さすが幼児、そのくらいの難関があることで大いに盛り上り、存分に楽しむことができたようです。

もちろんダイヤ組の隊員たちも、自分のグループの隊長、副隊長にしっかりついて回り、それぞれのゾーンでの試練(ゲーム)を一緒に乗り越えようと頑張って参加していました。

こうして午前中の約1時間半の宝探し探検を終えた子どもたちは、くるみ組のお部屋で皆で協力して勝ち取ったお宝(シール)を囲んで、ほくほくと山分けしていました。

隊長さんはお宝シールのやまわけまで、ちゃんと平等にいきわたるように1枚づつ確認したり、「これとこれどっちが欲しい?」と意見を調整したりと責任感を十分に発揮していた姿が頼もしいなと感じました。

口々に「楽しかった!」という子どもたちの笑顔がまぶしく、準備した大人も嬉しい宝探し会になりました!!(^^)!

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初秋の季節に

日中はまだ気温が高い日もありますが、朝夕はだいぶ涼しくなって季節は秋めいてきました。

SNSでもご紹介したように、保育園の玄関も秋のイメージ、お月見をモチーフにした装飾がされたり、幼児の子どもたちは食育としてお月見団子に見立てた白玉団子づくりをしました。

 ボールでこねた白玉粉と豆腐を合わせた生地を少しずつちぎり、みんなクルクルと手のひらで上手に丸めていました。

「なんか粘土みたい」「でも粘土よりやわらかいね」と、初めての感触を味わいながらせっせと作業に励む姿は、なんだか小さな和菓子屋さんの工房みたいで可愛く、微笑ましい光景でした。

少し大きさは異なるものの、みんなの手作りの白玉団子がた~くさんできました。

その白玉団子は給食室ですぐに茹でて、フルーツポンチの白玉になってみんなのおやつになりました。

さて実食の感想は? 「美味しい!」と沢山おかわりする子もいれば、思っていたより白玉自体には味がないので、おかわりする時には「あんまり白玉入れないで」とたくさんはいらないかな~という子など、子どもたちの反応はいろいろでした。

感触も味も体験してみないとわからないこともあるので、こういう体験も繰り返しながら自分の好みなどもわかってくるのだろうと改めて子どもの様子を見ながら感じました。

 この日のメインは、白玉団子づくりの調理実習(クッキング)ですが、そもそもお月見って何?という行事の意味を知っていくことも大事にして、お月様のお話しを聞いたり、ミニペープサートも楽しみながら、初秋を感じる活動ができました。

 今年は暑くて、なかなか水遊びから切り替えにくい気温が続きましたが、季節は少しずつ動いていますね。

いつの間にか暗くなるのが早くなったことに子どもたちも気がついて、「外から帰ってくるとすぐくらくなっちゃうね」と、午後の戸外遊びから戻ってくると言っていたり、帰る時は自転車で寒いから上着もってきたとおしえてくれたり、自然が変化していく様をちゃんと体感しているようです。

そんな風に、だんだん秋が深まっていく様子と、この秋にもう1つ子どもたちが楽しみにしているのが、園庭の小さな畑で作っているサツマイモの収穫です。

職員が出来具合を時々チェックしていますが、どうやら夏が暑すぎたせいかサツマイモの出来は今一つ・・・という噂。

 それでも茂った葉っぱを見ながら期待している子どもたちは、芋ほりをする時を楽しみにしています。食べられそうなお芋ができているといいね。

季節をテーマにした新しい装飾は、すでに玄関でご覧になっているようにサツマイモをモチーフにした装飾です。お芋ほりを楽しみにしている子どもの姿もちらほら見えますか?

保育園では、子どもたちの実体験を大事にしながら、それを様々な形で表現することを環境の中に込めています。

保育者がテーマや素材を考えて、子どもたちの感性に触れるような環境づくりにも意識を向けています。

どうぞ子どもたちの日々の出来事のお話しを聞きながら、装飾も子どもたちとの話題にしてもらえるといいなと思います。

子どもは意外な受け止めをしているかもしれないので、楽しいお話しが生まれるかもしれませんんね。

夏祭り

8月18日に夏祭り縁日が行われました。まだまだ暑い盛りでしたが、たくさんの子どもたちとその家族、卒園児が参加してくれました。

夏祭り縁日には5つのブースがありました。手型団扇、紙飛行機シューター、ヨーヨー釣り、スライム作り、食コーナーです。

手型うちわでは、成長の記録としても残る手型を押し、そこに自由に絵を描いたりスタンプを押したりして、オリジナルの作品に仕上げました。自分の好きなように作り上げることが楽しかったようで、何枚も作る子もいました。

紙飛行機シューターでは、怪獣やライオンの口に向かって飛行機を飛ばし投げるシューターゲームに挑戦しました。的に狙いを定めて、手や手首の力をコントロールして飛ばしていました。うまく的に入るとメダルをプレゼント。くるみさんが作ったメダルをどれにしようか、真剣に選んでいました。

ヨーヨー釣りでは、小さい子は穴に針金の先を入れることに注目し、大きい子は紙を濡らさないように気をつけながら…単純な遊びですが、何とか自分の好みのヨーヨーを釣ろうと集中して楽しんでいました。

スライム作りは、様々な材料を決まった量や手順で正確に作るという、なかなか家ではできない経験をしてもらおうと企画しました。実際にやってみて、自分でもこぼさないように容器から移してみたり、丁寧に混ぜてみたりすることで出来上がったスライムを、どの子も大切そうにも持ち帰っていました。

食ブースでは、ポップコーンといつも給食に出る寒天を出しました。小さく切った寒天はつかみ食べの練習やスプーンですくって食べる練習になり、食後に寒天が出ることで、苦手なものもちょっとチャレンジしてみようという頼もしいデザートです。卒園児が、嬉しそうに食べていたのが印象的でした。そんな、保育園で食べた給食を思い出していたのでしょうか。

暑い中でしたが、楽しかったという感想がたくさん聞けたこと、子どもたちに経験して欲しいことをしてもらえたことが、この会の成果だったと思います。