給食懇談会のご報告

ご報告がおそくなりましたが、昨年10月23日に行った給食懇談会の様子をお知らせし致します。

すでに在園の保護者の皆様には、懇談会の冊子として配布しておりますので、保育園の食育についての詳細はお伝え出来たのではないかと思います。

 今回の給食懇談会では、「子どもが食べたくなる食卓」というテーマで、主に当園の栄養士を中心として、保育園ではどのように「子どもの食べる意欲」を育てる取り組みをしているのか?ということをお伝えする機会にしたいと思いました。

 まず、栄養士から給食作りの中で工夫していることを、いくつか具体的にご紹介しました。

 1つは、主菜、副菜、汁物、デザートという献立づくりの中に、栄養価はもちろん、子どもの好みや、お家ではあまり食卓に出ない(であろう?)食材や調理法などをバランスよく取り入れ、食そのものの体験を豊かにできるように献立を組んでいること。

 2つ目に、あえて主に寒天をデザートとして出している意図についてお話させていただきました。子どもたちが食事を締めくくる目安としてデザートをつけることを毎食行いたいと考えると、提供するにあたっていくつかの問題が生じます。果物となると高コストであるだけでなく、新鮮なものが常に手に入るとは限らないこと。衛生上、行政指導としてできるだけ加熱処理した食事の提供という条件があること。また、アレルギーにより食べることができない子どももいること。などです。

 それを解決するデザートとして考えられたのが寒天でした。寒天は自然の素材で食物繊維が豊富であることやフレーバーや固さ、形が変えられることから、味も見た目も様々に楽しめること。小さな子は手で食べることもでき、スプーンを使う子どもにとっても、その技量によって大きさを変えることが容易であること、などの利点を紹介させていただきました。

 3つ目は、乳児では栄養士も定期的に育児観察を行いながら、子どもの様子を知り、保育士と共に「今のその子の発達段階にふさわしい」調理形態に配慮していることです。

 特に、乳児期は離乳食の移行も含め、咀嚼機能、手の機能、好みなどとても個人差があります。できるだけ個々の子どもの必要性に合わせた食事の提供をするよう保育士、栄養士、調理員が協同して育児を支えていることをお伝えさせていただきました。

 その様子を具体的にお伝えできるように、簡単ではありますが、各クラスでの食事の様子をVTRにして当日は見ていただきました。

 当園では、より個々の子どもに添った育児ができるように、『育児担当制』というシステムを取りながら、食事の世話をはじめとする継続的で、きめ細かなかかわりができるように各クラスの保育者が担当児の育児を毎日行っています。担当の保育者との安心できる見通しの中で、子どもも能動的になっていきます。

 VTRでご覧いただけたように、満足そうに食べている姿はもちろん可愛らしいのですが、小さな子でも保育者の介助に連動して口を開けたり、お皿の中をのぞいて次に食べたいものを指さして意思を示したり、「美味しいよ!」と、笑顔でコミュニケーションしたりする、子ども自身の主体的な行為として食事をしている姿に保護者の方々からは、「0歳児でも、こんなにできること、わかることがあるんだ」という、ちょっとした感動の声も聞かれました。

 また、幼児期には自分たちで食事の準備をしたり、食べた食器をさげるなどの日々の自立的な行為をどのようにしているのか、子ども同士でおしえ合ったり、協力したりする様子をお話させていただきました。

 さらに、食育活動としての食物の栽培、収穫から調理して食べるところまでを季節や時間の経過とともに体験しながら、生活の中で自然にかかわるるということも実感できる経験にしてきた様子も見ていただきました。

 そして、さらに季節や行事にちなんだクッキング活動も、子どもたちが直接素材に触れ、調理していく楽しさを体験してきた様子も併せてご覧いただけたと思います。

 同時に、こうした子どもの姿を見ていただきながら、ご参加いただいた保護者の皆様にはおやつの試食もしていただきました。

 当日のメニューは、豆腐ドーナツとフルーツポンチでしたが、どちらも子どもたちが大好きなおやつです。味の方も好評で、「今日もおやつおかわりした!」という子どもの言葉がよくわかったと感想を述べてくださいました。

 食事は、毎日のことですから大人にとっては時に頭を悩ますことでもありますね。

 でも、「食べることは生きること!」を、保育園では大事なスローガンにして職員一同も食育をすすめています。

 これからもご家庭での育児と協同しながら、食の面からも子どもの育ちを支えていきたいと思います。

 お家でもぜひ、お子さんと給食のお話をしていってくださいね。

キッズエンカレッジ

燻製づくりを行いました!!

10月3日の土曜日に保育園の園庭にて燻製づくりを行いました。心配していたお天気も、さわやかな秋晴れ!風もなく燻製づくりにはぴったりの日よりとなりました。

さて、燻製づくりにはいくつかの作業が必要です。
まずは大元の窯づくりから!事前の実験も参考に伸先生、龍先生、レイヤ先生がレクチャーし、「窯づくりをしてくれる人~!」と呼びかけるとたくさんのお父さんたちが率先して手を上げ、かって出てくださいました。

窯づくりではお父さんたちが大活躍!
網を置く場所を串を使って台にするのですが、バランスが難しい………しかし、そこはさすがお父さんたち、役割分担、窯も丁寧な仕事ぶりでした!

先に種火となる炭を火起こししていました。
その炭と桜チップを使って燻製って・・・
「燻製ってどう料理するの?」・・・
 ”いぶす”というワードを覚えてその実際を想像していました。

窯ができるまでに子どもたちはその食材を用意。
「燻製にしてもおいしく食べられそうなものって・・・?」
選ばれたのはキャンディーチーズとマシュマロ、おつまみチータラとポテトチップスの4種類!

そのまま食べたいところをグッとガマン(笑)キャンディーチーズとマシュマロは串で刺して、誰のかわかるよう名前もつけました。

窯に入れて、さあどうなるかな?
中には「黒くなる?」「こげちゃうよ!」と予測も♪

マシュマロやチーズは溶けちゃうのでは?と心配する声も聞こえましたが・・・

さて結果は?

いぶしている間にレクレーションでゲーム遊び♪

食材を串に刺したり、窯に入れたりする作業を終えると、実は出来上がりまでの待ち時間は約40分もあります。

そこで先生たちが皆で楽しめるレクを提供!!

最初はいつも皆が歌っているわらべうたのつながり遊びを❕
年長さんが先頭きって始まりました。

次に今回のレクで一番盛り上がった〝ボール渡しゲーム〟です。
赤、黄、緑チームに分かれて、段ボール板でオーボールをコロコロ渡していくシンプルなゲームですが、これが結構ムズカシクて、実はまっすぐ転がすのにテクニックがいります。お母さんたち、給食の先生、卒園児の兄弟姉妹も参加して、皆が本気で勝つぞ!と熱気ムンムンでした‼

遊んでいると、燻されたいい匂いが・・・香ばしいような、少し焦げたような・・・ 皆で鼻をクンクン‼
普段はあまりかぐこともない匂いは子どもも興味シンシンです。出来上がったようなので食べてみよう♪

みんなの予想はどうだったかな?

マシュマロは大人には甘すぎて今イチ・・・でしたが、子どもには大人気‼

『綿あめみたい!』とあっという間になくなりました。

大人に大人気だったのはチータラの燻製。『あー、ビールが欲しい!』という声があっちこっちで聞かれます。
が、それはまた別の機会に(笑) 
でも気持ちはわかります。おつまみに絶品!でしたよね!

秋晴れの午前中。今年はコロナウィルスの感染防止対策もあり、保護者の方の参加や皆で集まる行事が全て中止となっていましたが、今回、燻製づくりというアイデアを得て、園庭で換気を気にせず、マスク、消毒の徹底、食材の共有を避ける工夫をしながら無事に新しい体験を楽しく共有することができました。

様々な面でご理解とご協力をいただいた保護者の皆様のおかげで、子どもたちにも意義のある楽しい行事することができました。

燻製づくりからいつもと違う調理法、普段ではできない実験を、お父さん、お母さんと一緒に共有していく体験になったのではないかと思います。

また、更に今年度は継続的に取り組んでいる食育体験を新しい形で挑戦することもできたので、給食職員の大活躍も含め、普段は保護者の方々とあまり直接お目にかかってお話しすることは少ない給食職員や栄養士も、とても有意義な行事になりました。給食のメニューを写真アップしているブログの感想も直接伝えていただけたことなど、とても嬉しい経験でした。

さあ、これから秋も日に日に深まりますが、よく食べてますます健康に過ごしていきましょうね!!

歯科健診を行いました!

 例年6月頃に行っている歯科健診ですが、今年はコロナの影響により10月1日に行いました。

 また、コロナの感染防止対策として、柏市の指導により上手に口を開けられないと思われる0歳児、1歳児は、今年度に限り保育園で行う歯科健診の対象外となりましたので、2歳児~5歳児の園児に対し歯科健診を実施しました。

 当日は10時15分から課業(異文化交流)を行う予定もあり、9時45分からくるみ組のダイヤ・クローバーの子どもたちから事務室に来て行いました。

 さすがに年中長のみなさんは、歯科健診ということを理解して、何も言わなくても整然と並んで、一人ひとり先生の前にしっかり立って大きなお口を開けて診てもらいました。

 ただ、中には「今日は痛くされない?」と確認する子もいましたが・・・。

 次にあんず組とくるみ組ハートの番です。こちらは少しでも不安感を取り除くために、いつも活動して慣れているお部屋に先生が行き歯科健診を行いました。

 まずはあんず組さんから。

 クラス担任の先生から「今日はお口の中を見るだけだから痛くないよ」と言われていたようですが、いざ始まってみると嫌な記憶がよみがえったのか、一人が泣き出すと次々に連鎖が・・・。

 また、他のお友だちが健診を受けている姿を見て、大丈夫かなあと確認していたりと、ほとんどの子どもたちが自分との戦いをしていました。

 勝負の行方は・・・みんな打ち勝ったようです。

 次にくるみ組ハートさんです。

 やはりあんず組さんの様子を不安そうに見ていましたが、大丈夫そうだと安心したのか、みんな上手にお口を開けて診てもらっていました。

夏を満喫しました!

 7月は雨天が多く、なかなか水遊びができずにいましたが、8月に入り毎日「暑い!」と、逆に水遊びでしか戸外活動ができないくらいの気温が続きましたね。

 今年はコロナウイルス感染防止対策と、熱中症予防対策に万全を期して水遊びの活動に取り組まねばならなかったので、保育士は7月初旬から様々な話し合いと準備を行いながら、子ども達と活動する日を待っていました。

 通常の水質管理、道具の消毒等はもちろんのこと、屋外であっても密にならずに遊べるようクラスごとに場所を分散してできるだけ広いスペースで行うこと、遊具の使いまわしを協力避けるよう種類も数も増やすことで個々の子どもが好みの遊具でじっくり遊べるような配慮をしました。

 当然タオル等の衛生管理や着脱の個別スペースも、十分にとるよう気をつけて、活動するようにしました。

 また直射日光をさけられるよう日陰をシェードで作り、水分補給も随時行えるように、特に幼児クラスの子は水筒持参で自分の飲みたいタイミングを逃さずに水分を取れるように、ご家庭にもご協力頂きました。

 お陰で、子ども達はその年齢、発達ごとの興味関心を存分に試し、多くの気づきも得て、充実した体験ができたようです。

 以下、写真と共にその様子をご覧ください。

シャワーのお水、手でにぎにぎしてもつかめな~い! くすぐったい手触りもふしぎだな~。

思い思いの場所で、水を汲んだり、高い所から落としたり・・、体積の研究?いや、ニュートンの発見か?!
科学のお勉強の前に、こうしてたくさんの体験が大事なんだよね!

さて、これは何をしているのでしょう?

実は、ぞうさんジョーロにお水を入れて、上から強く息を吹くと鼻先に見立てたジョーロの先端から噴水のように水が吹きあがるんです! 誰かがそれを発見してからハート組の子どもたちの中では一躍ブームになりました。

きれいに噴水を噴き上げるのは、なかなか難しい。微妙な吹く加減が必要なんですが、あくなきチャレンジは繰り返されていました!(笑)

こちらはダイヤ・クローバーさんが夢中になって試していた石鹸での泡づくり!

石鹸と水の配合や容器によって泡立ての状態が変わること。やりながら違いができることにすぐに気が付いて、思い描く理想のクリーミーな泡づくりに燃えてました!もはや研究者の面持ち。

できた!と思っても、石鹸の配合が少なめだとすぐに消えてしまいます。

「なんか、ビールみたい・・・」と、大人の嗜好品、しってるんだね~。(笑)

こちら入浴剤を投入した通称「カルピスのプール」
この中で泳ぐと「あまずっぱ~い」のだそうです。

こちらは水を動かす??ことに必死になっていました?? 何が興味だったのか?なぞの行動の3人組。

その他でも、子ども個々の実験は続きます。
どんなレポートがお家ではおはなしされたのかなあ。

並べて、汲んで、吸い上げて、etc,etc 夏の間の自由研究は、子どもたちの探求心をぐ~んと豊かにした体験になったように思います。

季節の自然に触れるって、楽しいね!

保育園が縁日になった!

 8月4日、保育園の環境は縁日になり、コロナ禍で全国的に中止になっている「夏祭り」にかわる経 験にしようと2〜5歳児を対象として園内での行事を行いました。 保護者の方にもお話し、甚平や浴衣、サマードレスなどなど、縁日に行く気分になる扮装などもご協力 頂き、朝から子どもたちも気分はお祭り!からスタートしました。

お神輿も登場!

夏祭りをモチーフにした装飾も!

縁日と言えば、やっぱりこれでしょ!

 給食室のスタッフの提案もあり、「夏らしさが感じられる食事」を子どもたちに体験させてあげたいとい うことで、縁日風に4,5歳児はエントランス前のスペースに屋台に見立てた食事コーナーを設定して、 夏の日差しを感じながら戶外で食事をすることにしました。 昼食、おやつなどのメニューは焼きそばやお好み焼き、デザートもフルーツポンチやスイカを、給食の 先生が出店風にパックに詰めて給仕してくれるなど、まさに縁日で食べているような演出に子どもたち の食欲は驚くほど旺盛でした!

 一方、2,3歳児は普段は行くことのない幼児スペードの部屋に、こちらも屋台風の食事コーナーが しつらえられ、出店に見立てたカウンターに自分で「くださいな」と焼きそばをもらいに行くなど、い つもの食事とは違う雰囲気をワクワクしながら楽しんでいる様子でした。

 縁日のだいご味といえば、様々なゲームができること。

 この日のために保育者も遊びの準備をはりきって行いました。 遊びの会場は、くるみ組とあんず・ハート組のお部屋に魚釣り、射的、スライムづくり、うちわ作り、 縁日屋台ごっこのコーナーなど、子ども達が自分で工夫して遊べる種類の仕掛けがたっぷりされていま す。

 年⻑児の特に男子に大人気だったのは魚釣り。 保育者がこだわりの「リアルな魚」を、魚釣りの岩場をイメージした飛び石を渡りながらの釣りです。 どこでどう釣るのか?を釣りたい種類のリアルな魚を狙いながら、釣り人がポイントを探すように場所 選びもしていきます。 たくさん釣れたら魚はリリースして、またチャレンジするなど、本当の釣り人のようでした。

 的当ては、お話会からブームになっているおばけを的にしたもので、難易度の差がある中から自分が チャレンジする対象を選び、狙ったお化けを倒す!というものです。 距離やお化けの大きさ、種類を変えながら、全部倒したい子もいれば、一つ目やカラかさお化けだけな ど、お化けを選んで狙い撃ちする子もいたり、なかなか白熱したお化け狩りでした。(笑)

 また、前にコントロールよく投げることがまだ難しい2歳の低月齢の子どもたちは、ルールをかなり緩和して的のすぐ前で「当てる」ことを目標に集中して投げることを繰り返したり、この的当てゲーム を通じて、かなり投げるという運動が上手にできるようになっていったことも大きな喜びと満足を得た 経験になったようです。

 うちわ作りは2,3歳児に大人気。 今まさに製作意欲がムクムクと湧き出している年齢の子どもたちは、道具の魅力にモチベートされ、も くもくと集中した作業に入り込みました。
大人のお手伝いは、道具が混ざらないように整理するだけ。 言葉通り、個々の主体的な創作活動です。手形スタンプやシール貼りを組み合わせてできあがったうち わは、本当に自由で個性的な色使いをするなど、その子のならではの世界観を表現した、ステキな 1 点 もののうちわができました。

 さて、幼児がはまりにはまった遊びはスライム作りでした。 ご存じの方もいらっしゃると思いますが、スライムの材料は、100均で売られている「魔法の砂」と 洗濯のりを混ぜるだけのいたってシンプルな材料です。
 しかし、シンプルなものほど奥は深い! 魔法の砂の量と洗濯のりの量の微妙な加減や練り方によってスライムの粘りは変わるのです。 混ぜているうちに硬くなってしまったり、少しドロドロになって伸びなくなるなど、子ども達は自分が 思い描く、いい塩梅にするのに夢中です。 それだけでなく、魔法の砂には色々な種類の色もあるので、好みのスライム作りは考えることもいっぱい、試すこともいっぱいで皆、無口になるほどの集中! まるで科学者の実験みたいな雰囲気でしたが、モノとモノが反応して、変化していく不思議とその面白 さに科学を学ぶ入口が体験できたならとても喜ばしいことですね。 こんな風に遊ぶ事で、学びの世界が面白いと知っていけると学習が楽しくなるだろうと思います。

 そしてフィナーレは園庭での盆踊り。 商店会にお願いして、いつも加賀町会と加賀商店会が主催している盆踊りの音源をお借りして、柏踊り とアンパンマン音頭を踊りました。
 この 2 曲は、夏の毎日体操がわりに踊っていて、皆、振りも覚えています。 今年は町会でも盆踊りは中止だけれど、その分もたっぷり踊ろうと保育者も振りを覚えての活動です。 夏らしい風物詩でもある盆踊りが、来年は子どもたちもお祭りで踊れるといいなぁと大人は願いながら。

 こうして 1 日を楽しんだ子どもたちですが、縁日の興奮冷めやらず、今は縁日の屋台をモチーフにし たお店屋さんが子どもたちの遊びでは盛んです。 特に幼児は、本物に近いリアルな見立てや役の設定に「なりきる」姿が見られます。 一緒に経験した縁日という共通体験が、子どもたちのイメージの共有を助け、新しい仲間関係ができる など、子どもたち自身が自分の世界を広げていくようです。

 今はまだ活動や行事の制限もありますが、できる注意をはらいつつ、子どもたちが今必要とする経験が できるように、活動を工夫して実践していきたいと思います。

おまけ (縁日のお店)