ピザ作り🍕

2月21日(金)は、クローバー組(年長児)が待ちに待ったピザ作りの日。

これまでのクッキング活動の集大成として生地の成形からトッピングまでを行いました。

身づくろいや手洗いなどの準備は、もうお手のもの👌

さっさと準備が整い、さっそくピザ作りの手順のお話しからスタートしましたよ!♥

今日は、一人づつ丸まったピザ生地を平らに伸ばしすところから。「平らにしないと具ものせられないし、何より焼く時に火が通らないからね」と、生地を成形する理由を聞いて「うん、うん」と納得の表情😉

「けっこう重いね」「伸ばせるかな~」と、丸いピザ生地を手に、まずは匂いを嗅いだり、撫でてみたりして感触を確かめ合いました。(笑)

丸いかたまりの生地は、「少しぷにょぷにょ~」と、こちらのグループでも感触を楽しんでいました。

平らにするのにけっこう苦戦中!「あんまり叩くとふわっと焼けなくなっちゃうからね~」と、給食の先生からアドバイスがされました。

手に水をつけて・・生地の弾力に思ったより握力を使います。

何とかピザ生地を平らにし、思い描く丸い形に成形を終え、楽しみにしていたトッピング開始。

まずは生地にケチャップを均等にぬりま~す。

「ケチャップ好きだからいっぱいぬろう」という子もいれば、「あんまり好きじゃないからぬらなくてもいい?」という子もいて、子ども同士でも「ケチャップぬらないと味しなくない?」「ちょっとぬればいいんじゃない?」と、この時点でいろいろな見解が飛び交いました。

結局、ケチャップ苦手派の人は、うす~くぬる、ということに落ち着いたようでした。

ハム、コーンを重ならないように丁寧に並べる几帳面さ😲

一方、大胆にトマトをトッピングして見た目もボリュームたっぷり!😀

トッピングには好みや個性が出ますね。

事前に「ピザにのせる具はなにがいい?」と、給食の先生がリクエストを聞いてくれたので、ハムとコーンとトマト、枝豆にチーズと色もきれいで好きなものが並びました💖

最後にチーズは追いチーズ😉 「チーズ好きなの?」と声をかけると、大きな目をしてにっこり。

トッピング、ぞくぞく完成!

「出来栄えは?」「バッチリ!」と、この笑顔。

カラフルで具沢山の贅沢なピザが完成しました👌👋

「僕はトマトいらないからコーンをいっぱいのせたよ」と、自分好みのトッピングに大満足✌️

好きな具しかのせない!と、かたく心に決めている人も。苦笑 それでいいよ!

せっかく自分で作るんだもの、今日くらいは自分の食べたいピザを作ろうね😊

トッピングが終わったものから、給食室のオーブンで焼いてもらいます。

あとは焼き上がりを楽しみに待ちます😉

調理の行程が終わったら、いつものように身づくろいをといて、しまいます。

もう慣れたもので、たたんでロッカーにしまうまでがスムーズです。

「どのくらいで焼けるかな~」「早く食べたいね」と、実食も待ち遠しい会話がされていました。

お待ちどうさま~💖 焼きあがったピザにテンション爆上がり!(笑)

みんな自分で作ったピザをしっかり覚えていて、無事に取り違えることもなく「いただきま~す!」

好みのお味にできていたようで、この表情です😊

1人1枚のSサイズくらいの大きさでしたが、ほぼ完食。 お腹いおっぱいに美味しいピザを食べてクッキングの成果に大満足でした。

食事は人生を楽しむことの大切な要素。 保育園の食育の大きなテーマ「食べることは生きること」を、

これまでのクッキング活動を通して子どもたちが感じ取ってくれたことが、とても嬉しいです。

生活の中で、食事を用意することも楽しめると毎日が豊かになりますね。

いろいろなことを身につけた子どもたちと、お家でも簡単な調理を楽しんでほしいなと思います。

節分👹

 今年の節分は、前年度がうるう年であったため、2025年の立春が1日早まることで、2月2日が本来の日。

日本の暦法を精密に保つために、日本の伝統行事の日がずれることがある、ということを豆知識として知りました。

そんな中で、保育園では、天候による園庭のコンデイションなどをふまえ、さらにずらした2月4日に「節分、鬼退治合戦」を行いました。

鬼に成りきったクローバーの子どもたちが、いちご、りんご組に入っていくと、小さい子たちは「???」

まだ鬼というものの概念がないせいか、お面をつけてお兄さん、お姉さんが何かしにきたという感じです。

ニコニコ笑って追いかけられる子、その光景を見学?している子とリアクションは想定していたより平和です。(笑)

「がお~、食べちゃうぞ~」と、迫真の演技なのですが・・・

最初、リアクションがなさ過ぎて肩透かし。😄😅

脅かしきれなかった鬼たちも、いちご、りんご組の子どもと最後は仲良くなれるようににらめっこで「あっぷっぷ」。

小さい子たちも「あっぷっぷ」と真似をして、和やかに、でもなぜかテンション高く「鬼退治」されて、鬼は退散していきました。(笑)

あんず組の子ども達は自分たちが鬼になりたくて、子ども達も自分で作った鬼の帽子をかぶって、当日も戸外遊びの中で紙つぶてを投げあって遊びました。

お互いに「鬼だぞ~」「待て待て~」と、互いに追いかけたり、逃げたりで大はしゃぎ!

しまいには、「ねえ、怖い顔撮って!」と、自分たちの写真撮影をねだる、なんだか可愛い鬼さんです。💞

これが渾身の「怖い顔」だそうです。

「強いぞー!」と息巻いていましたが・・・

そこへクローバー組の成り切り鬼がやってきて、「悪い子は誰だ~」(ん?なまはげ?😄)と、脅かされたとたん・・

「ぎゃ~💧」

大人の後ろに回り込み、もはや姿が見えなくなるくらいに隠れていました。

あんず組の子どもたちは、もう「鬼は怖いもの」というイメージがしっかり在る証拠ですね。😉

隊列を組んで、ずんずんクローバー鬼がやってきます。

背中には、戦う紙つぶてをキャッチして、相手の武器を奪う作戦!

この背負いカゴ?も、自分たちで製作しましたよ!

さあ、クローバー鬼はついにハート組、ダイヤ組がいる鬼ヶ島に向かって決戦です!

迎え撃つ側のハート組、ダイヤ組も意欲満々で闘いの準備は万全!

投げる紙つぶても300個越えで、せっせと作ってあります。

いざ!決戦の時!

👹の側も、負けじと応戦!

 主な戦いはダイヤ組とクローバー鬼が鬼ヶ島(園庭)。所狭しといっぱいに走りまわり、紙つぶてを投げ合い、激しい戦いが繰り広げられました。

クローバー組はこの日のために、自分が扮する鬼をトイレットペーパーの芯やペットボトルキャップ、ボタンなどの廃材を使いながら作り上げました。

そのお面のイメージ通りに成りきった個性あふれる鬼は、皆が一斉に動き出すと圧巻!

 まだまだ戦力「弱め」のハート組は、ちょっと控えめにダイヤ組の陰に隠れながら、外巻きに紙つぶてを投げては逃げ、投げるよりは逃げるという戦い?でしたが、

合戦も終わり、クローバー鬼が引き上げる時はここぞとばかりに勢いよく「ばーば~い👋」 見事なお見送りで大人の笑いを誘っていました。(笑)

 大活躍だったクローバー組の子どもたちを筆頭に、幼児は鬼ってどんな感じ?と、色々なタイプの鬼のイラストを見比べたり、鬼が出てくる絵本をたくさん読んで鬼を研究してきました。

その中で、子ども達が「あーかなぁ、こーかなぁ」と想像した鬼に成り切って、「節分、鬼退治合戦」を思う存分できたので、鬼のお面をとったあとの表情は、とっても晴れやかで優しい顔になっていました。

鬼さんたち、お疲れ様でした。

この1年、健康で福の多い日々になるといいね~。

「福わ~うち!」

「おっ! 本丸のまゆ先生鬼をやっつけたぞ!」と、ダイヤ組の子ども達も意気盛んです。

恵方巻づくり

近年、節分に恵方巻を食べるということが定着してきましたね。子どもたちも「節分に食べるもの」ということは何となく知っているようです。

前回のサンドウイッチづくりでクッキングを楽しんだ勢いで、「今度は恵方巻を作って食べよう!」とクローバーの子どもたちがチャレンジしました。

恵方巻はサンドウイッチより作り方が難しいので、事前に海苔に見立てた黒フエルトとご飯に見立てた白フエルトで、簀巻きの練習をしていました。

さて本当の海苔とご飯で上手に簀巻きできるかな? ちょっと緊張しながら、いざクッキング開始!

「ご飯は欲張らずに、薄くね~」

そう言われても、ついついたくさんになってしまうのです。(笑)

この後、簀巻きで巻けるかな😄

ご飯がくっつかないように、しゃもじに水をつけてね~。

「手にもついちゃうね」と、入念に水をつけますが・・。

びちゃびちゃ😥💦

「海苔はぬれないようにね~」💦

いろいろ工程が大変だね(笑)

くっつくご飯粒と格闘しながら、海苔にご飯をのせていきます。

具材をのせて、ここから恵方巻作りで一番難しい簀巻きをします。 フェルトで練習したこと思い出して、上手に巻けるかな?

ご飯多めの人、ちょっと心配ですね。😅

「簀巻きの道具は一緒に巻かないで、海苔だけクルクルするんだよ。」

「海苔のはじっこ押さえて・・」

自分が食べるおやつだし、慎重そのものです!

「ちょっとご飯多すぎたね💦」

「具も多くて、巻けないよ~」😥

給食の先生に手伝ってもらいながら、手に少し力をこめ、ぎゅっぎゅっと巻いて巻いて。

恵方巻というより、太巻きになっていましたが、無事に巻けて満足そうでした。😉

やった~!「見て!できたよ」と、見事に少し太めの恵方巻ができましたね😊

海苔にご飯をのせる工程、具材を挟んで簀巻きをする工程に少し苦戦しながら、皆、自分で恵方巻を作りあげました。

さあ、いよいよ食べるよ! なのですが、待って待って🤚 

恵方巻は、ただ普通に食べちゃダメなのです。

「恵方巻は、福を巻き込んでいるので、切らずにまるかぶりして食べます。 その年の縁起のいいとされる方角に向かって、願い事をしながら無言で食べきるのが決まり事なので、皆、食べ始めたら、食べ終わるまでおしゃべりしてはいけないの」と、まゆ先生から食べ方を教わりました。

「わかった~!」と、食べたい一心ですが・・大丈夫かな? 

まずは今年の吉方と言われる西南西の方角に向いて・・

「手で切ったりしないで、このまま1本もぐもぐ食べるんだって!」

「え~、休んじゃだめなの?😨」(笑)

「おしゃべりしないで黙ってなら、休んでもお茶を飲んでもいいんだよ」

「あ~よかった。のどにつっかえちゃうと思った」

と、普段はない食べ方のルールに戸惑いと心配の声がありましたが、お話しを聞いて一安心。

いざ、実食! 「いただきま~す」  「今から食べ終わるまで、おしゃべりしないでね~」

これが簡単そうで一番難しい。(笑) ついつい顔を見合わせて、何か言いたくなっちゃう。 と、そのたびに誰かが「し~~~~」と、目と口パクで制止。🤫

しゃべらないって緊張するね~。

しずか~に、みんなの「モグモグ、モグモグ」の音だけ聞こえるのも、なんだかおもしろいね。

けっこう太く出来上がった恵方巻だったので、食べきれるかな?という大人の心配をよそに、「しゃべらないルール」を守り抜いて食べきりました!

食欲からも、大きくなったな~と感じます。♡

最後は、すっかり身に付いたお片付けをして、クッキングを終えました。

次回はお待ちかねのピザ作りを予定しています。 

また楽しく作って、美味しく食べようね!😋

サンドウイッチづくり🥪

1月24日、年長のクローバー組は自分たちで午後のおやつを作って食べるクッキング活動をしました。

パンにマヨネーズを塗って、チーズやハムをはさむというシンプルなクッキングですが、「自分で作る」ことが楽しみで持参したエプロンや三角巾をつけて身づくろいするところからはりきっていました!

子ども同士で手伝ったり、大人に少し手伝われながら身づくろいを終えて、手洗いが済んだら、集まって作り方のお話しを聞き、いざクッキング開始♡

まずはパンにマヨネーズを塗る作業から。

大胆にたっぷりつける子、うす~く丁寧に塗り込む子、「マヨネーズ苦手だから塗らない」という子、この工程でも個々の「食へのこだわり」が見られました。そうそう、自分で作るんだから自分の好みで作ろう!と、大人は子どもたちに理由があることをさりげなく聞きながら、その子の好みにお任せしました。

意外にも少し苦戦していたのが、スライスチーズのビニールをはがす作業です。印はついているものの「どこが最初?」「むけな~い」の声があがり、大人が少しお手伝い。

隣のお友達が手伝ってもらうのを見て、「あ~、わかった!」と自分でできた子も多く、子どもたちにとっては新しい経験だったようです。

「この線からていねいに・・」

「チーズがきれないように」

それぞれ慎重にビニールをむいていきます。

 この作業になったら、急に無口になり集中していました。(笑)

そしてパンにマヨネーズを塗ったり、ハムとチーズを挟む作業をもくもくと!

「ぜ~んぶかさねるとビッグマックだ~!」「そんなにかさねたら食べられないよ~」と、食べ方を想定したおしゃべりも、とっても楽しそうです。

 

シンプルな工程なりに、各々たっぷりこだわりをもって作ったハム、チーズサンド🥪 いよいよ実食!😊

お味はいかが?とたずねると、

「おいし~💖」と、即答!(笑)

けっこうな量を、もりもり食べてこの笑顔です。

自分で作ると美味しいね。

年長さんが成長したな~と思ったのは、この後です。

楽しくクッキングして、美味しく食べて、さて、この後はお片付けと身づくろいをといて、しまう作業。

クッキングで出たごみを、ゴミ袋に捨てたり、使った紙皿はまとめて運んだり、大人が一緒にやるどころかさっさと誰もが行動に移していたので、日々の生活行為の意味がちゃんと理解できていて、もう自立してできるほど成長しているのだと、改めて気づかされました。

自分のエプロンも丁寧にたたんで、持ってきた時のようにしまうことも、大人がほとんど手伝うこともありませんでした。

次は節分の恵方巻づくりにチャレンジします。

巻きす、使えるかな? どんなクッキングになるか楽しみですね。😉