重要なお知らせ

<新型コロナウィルス感染症に関するデマ(demagogy)について>

 3月も後半になり今年度も終わろうとしていますが、新型コロナウィルスの感染が収まる気配がありません。

 新型コロナウィルス対策として当園ではHP上でもお知らせさせていただいたように、定期的な遊具の消毒、お子さまの玄関での受け渡し、毎日の検温を含む健康チェックなど様々な対策をしたうえで開園をしています。

 現時点では当園に在籍する子どもや保護者、職員が新型コロナウィルスに罹患することなく、通常通り開園をしています。

 しかし、本日10:30頃、保健所に当園に在籍する保護者が新型コロナウィルスに罹患し、保育園が閉園になっている。ついては自分の子どもにPCR検査を受けさせたいとの匿名電話があったとの連絡がありました。

 当園では在園児の保護者に新型コロナウィルスに罹患した保護者はおらず、また当然ですが閉園もしておりません。

 どのような意図があり、保健所へ連絡してきたかはわかりませんが、このような情報は全てデマですので、どうかそのような情報に騙されることなく、安心して登園していただけるようお願いいたします。

 なお、疑問やご不安な点は保育園の管理者にお尋ねいただけますよう、よろしくお願いいたします。

キッズエンカレッジ

新型コロナウィルス対策:手作りマスク

手作りマスク
手作りマスク

 保育園では通常の時でも給食や風邪予防などのときにマスクは必須です。

 ましてこのような現状なので、普段に比べよりマスクが必要な状況です。

 しかし、現状ではどこに行っても、またどこに頼んでもマスクが手に入らず、当園も在庫が底をつきかけています。

 そこで、当園では手作りの布マスクを作成し使用することにしました。

 大人用と子ども用のマスクを作りました。

 子どもたちにも衛生について知っていく良い機会として、マスクの使用やうがい手洗い、手指消毒など丁寧にしていきたいと思います。

子どもは自然におぼえるか?— 乳幼児期の学習と遊戯性

Series Children's Development
シリーズ 子どもたちの発達

子どもは自然におぼえるか?乳幼児期の学習と遊戯性

 大人は、知識や微細な行為については、「教えなければ身に付かない!」と、子どもに「学習」させる必要性を強く感じていて、乳幼児期の早くからそれらを身につけるための練習をしようとします。

 しかし、粗大な運動となると「自然に身につくもの」と思い込んでいる人が多いのではないか?と思われます。

 人間が、人間として成長していく過程で、自然に覚えるという感覚もありますが、実はそれらは苦痛なく練習していた結果です。

 無意識とは言えませんが、少なくとも「練習した」という意識ではなく、楽しく興じていたという遊びであったことで、少し困難なことも挑戦し、繰り返す喜びにしていたので、気が付いたら身についていたというのが正しいでしょうか。ちょうどゲームを攻略することに夢中になるように。

 大人自身も、これまで遊びながら覚えたことだから、「教えてもらった」(学習して身に付いた)という記憶になっていないだけなのだと思います。

 遊びで子どもが育つということの中には、例えば体の動かし方そのものを習得していく粗大な運動(歩く、走る、ジャンプするなど)も、ただ自然に成長してきただけでなく、大きな発達的な意味を含んでいるのです。

 赤ちゃんが歩き始めの頃、「あんよは上手」と、励まされて懸命に歩いたように、子どもは大人の励ましと笑顔によって、まず「上手に歩きたい」という自発的な意思をもち、自分の体の様々な機能と動きを練習し始めます。

 どんな年齢でも、何かを身につけさせようとする時に、子ども自身が意思をもち、目的に向かうことと、大人がそれに呼応して、その姿を励ますことが大事です。

 最近、怪我を怖れて「安全」な遊びに意図的に誘うような大人もたくさんいるようですが、その子自身の今必要な能力を引き出し、伸ばしていくには、安全確認をしながら、様々な冒険を繰り返し自分のイメージと体の動きを一致させることが大切です。

 これは、当たり前に立ち、歩き、走り、というような粗大運動の発達を例に示していますが、難しい課題こそ面白く遊戯性に富んだものであることが、乳幼児期に必要な学習の仕方だといえます。

 保育園でも、運動的なこと、知的なこと、表現性など、どの子も苦手意識にならないようにいかに楽しく、その活動にチャレンジしていけるかを保育者も考えながら日々の遊びを通じて関わっています。

 個々の子どもが、どんな時に、どんなものに興味を持ち、どんな行為をしているか?を、私たち大人も良く観察し、たくさん一緒に遊ぶ中で、基本となる様々な発達課題も楽しく学んでいけるように大人は意識したいですね。

園長 日下部樹江 

PDF はこちらからダウンロードしていただけます。

新型コロナウィルス感染症に対する対策

 キッズエンカレッジでは、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に対してこれまで行ってきている感染予防対策は次の通りです。

  • 全職員出勤前に検温し、手指消毒の上入室する。(37.5℃以上の時は出勤しない)
  • 登降園時に保護者の方は園舎に入らず玄関前で引き渡しをする。
  • 園児は登園前に検温の上37.5℃以上の体温の場合はお休みしていただく。また登園後に37.5℃以上になった場合は速やかにお迎えをお願いする。
  • 37.5度以上の発熱があった場合は解熱後24時間以内は登園しない。
  • 園外の方はできる限り園内に入らない。必要に応じて園内に入る方(外部講師、業者など)は検温の上、手指消毒後に入室していただく。(37.5℃以上の時は園内に入らない)
  • 遊具は午前、午後の2回、滅菌消毒を行う。
  • 各部屋や共用部分に対して、午前午後の2回、ふき掃除(薄めたピューラックス)

新規入園者の入園説明会の中止

  • 2020年度の新規入園者の入園説明会は中止。個別に電話で確認をする。

以上

Gargle and Wash-hands
しっかりとうがい・手洗いをしましょう!!