焼きおにぎり、飲むヨーグルト、小魚(幼児)クッキー(乳児)

焼きおにぎり、飲むヨーグルト、小魚(幼児)クッキー(乳児)
ハヤシライス、春雨サラダ、わかめスープ、寒天
当日はこれ以上ない!というくらいの晴天で、朝から気温も上がり、最高の水遊び会日和となりました。
会場となった園庭では、小さい子たちが遊べるブース、製作ブース、的当てブース、ヨーヨ、金魚すくいブース、そして牛乳パック船やトレー船、ミニ水車が試せて水遊びも出来る、大小の各プールスペースが中央を飾り、ステージには大きな水車が設置された会場がこどもたちを迎え入れました。
くるみ組のこどもたちは事前に水遊び会のことを話していたこともあり、当日の朝からとても張り切っていました。
水着に着替えて、いざ園庭へ行くと…いつもと違う世界が広がっていることにまず大興奮!龍先生と水筒をテントに置き「いってらっしゃい」と言われるのと同時に、歓声を上げて目的のブースへ向かっていきました。
一番人気は、中央プールとヨーヨー・金魚すくいブースでした。
プールでは、玩具を使って遊んでいる姿も見られましたが、何と言っても水遊びそのものを楽しんでいる子が多くいました。
中でもとても貴重だったのは、園長先生、伸先生との「水鉄砲での戦い」です。このふたりであってもこどもたち「手加減」という言葉はありません。1時間半の間で、どれだけ濡れまくったことでしょう。水鉄砲合戦に参戦したこどもたちは、他のブースへも行かずに、もう我を忘れるほど、この戦いに全てをかけていたようです。
あんず組のこどもたちは、保護者の方と一緒に参加しているこどもたちも含めて、各ブースで楽しむ姿が見られました。
人気だったのは「的当てブース」。クラスでの水遊びの中ではあまり手にしたことが無かった水鉄砲に興味津々。鬼や果物めがけて当てようと、夢中になって遊んでいました。中には30分以上的当てブースにいて、隣りにいたパパがいつの間にか水汲み係に…という光景も見られました。いつも以上に広々とした空間の中で、夏の思い出ができたようです。
りんご組のこどもたちも、いつもと違う雰囲気に圧倒されたのか、小さい子ブースを中心に担任の側で、よく知っている道具を使って遊んでいる子が多かったのですが、周りの様子を観察し終わり、遊び進めていくうちに、新しい道具を試してみたり、水たまりでバシャバシャしてはしゃぐ姿も見られました。
中には隣のヨーヨー・金魚すくいブースに興味が出て、チャレンジしに来て、ヨーヨーを手に取ったり、慎重に釣り上げていました。りんご組のこどもたちにとっては、園庭で遊ぶという初めての体験は貴重だったことでしょう。
当初予定していた日程が天候不良のため中止になり、改めての「水遊び会」に向け、お休みを調整して参加いただいた保護者の方々、ありがとうございました。おうちの方々と共にこどもたちは、ブースを巡り様々な遊びを体験して楽しみました。「コロナでプールにも行けないので、夏らしいことができて良かったです!」と保護者の方からも嬉しい感想をたくさん頂けて、私たちも嬉しくなる行事でした。
8月13日は親子での水遊び会(1回目)の予定でしたが、天気予報は大雨のまま。天気には勝てず、残念ながら中止することにしました。
その日をどう過ごすのか?を考える中で、楽しみにしてくれていた子どもたちと、何か楽しめることをしよう!ということになり、急遽、あんず組、くるみ組に向けたミニ縁日を企画しました。縁日の遊びは、魚釣り、的当て、金魚すくいとうちわ作りが用意されました。
当日、縁日の準備ができるのを待つ間、子どもたちは、みゆき先生が出す、縁日がテーマのなぞなぞに挑戦。「なーんだ?」と問題が終わるか、終わらないかで意欲満々!前のめりで答える子どもたち。「すぐわかっちゃうんだね」の大人の言葉に「まあねー」と得意げでした。
気分も高まったところで、満を持して大きい子から縁日会場となったくるみの部屋へ出発。到着した子から各コーナーの説明を聞いて、早速、好きなもの、興味のあるものに各々向かい遊び始めました。
的当てコーナーでは、子どもたちとルールを決め、線の上から二人ずつ投げること(的から近い線は簡単なので小さい子、遠い線は難しいので大きい子向け。同じ遊びでも難易度が変わるのが楽しいところ!)的によって違う点数がついているので、一回に5球投げて何点になったのか、スコアをつけてみることに。
ますます白熱したのが大きい子たち。サイドスローからビュンビュン音がするくらいの威力で投げ、その威力で的が吹っ飛ぶくらいの大迫力でした。そんな大きい子たちの姿を見ていたあんずさん。自分で届く距離の近さで的を倒して大満足♪「倒れたよ」とニコニコしながら大人に教えてくれました。大きい子と違って「倒すこと!」が最大の目的なのはご愛嬌(笑)
【写真2】
魚釣りコーナーのポイントは「本物っぽいこと」。海のような青いマットに、図鑑から出てきたリアルな魚。飛び石の上に乗って釣り竿で魚を釣ります。
高い飛び石も低い飛び石もあって、長い釣り竿も短い釣り竿もあって、自分で難易度を選べます。落ちないように気をつけながら、狙った魚を釣ろうと集中している子どもたち。的当てとは違い、静かな時間が流れます。釣り名人が何人もいて、たくさんいた魚が海からいなくなることも。慌てて、その場で新しい魚を工作。磁石がつく金具を小さくした、より釣るのが難しいスペシャルな魚も登場。キャッチ&リリースしながら釣りを堪能しました。
また、小さい子が初めに取り組んでいたのはうちわ作り。真剣に気に入ったシールを吟味して貼っていく子どもたち。丸シールをきれいに並べて貼っていって模様のようにしていく子や、大胆にクレヨンで描いていく子、と個性的なうちわができあがりました。色々なデザインのものを作ることを楽しんで複数作った子もいました。
更に金魚すくいに夢中になったのはハートさんの女の子たちが中心で、長い時間をかけて楽しんでいました。
とにかくたくさんすくいたい!もう、この際、すくわなくても手づかみでもいいから数を集めたい!みんなで競うように数を確かめて、入れ物いっぱいに集めて、それこそあふれそうなくらいに入れて。数を数えてもらって大満足。「せんせい、またいっぱいになったよ。」「さっきより多かったね。」一度戻してまた集めて、という状況が長く続きました。
よく見ていると、段々に数だけでなく、同じ種類の物、同じ色の物、友だちと同じ物を探す子、というように、選び方に個性やこだわりが見えてきました。
今回の縁日は、まずは子どもたちが、やむなく行事がなくなった、でも、楽しいことを経験できる機会を作ることができたこと、そして、子どもたちもお盆で人数が少ないことも重なり、じっくりとやりたいことに取り組むことができたことは良かったと思います。
また、保育者の側としては、時間がない中での準備、当日を迎える中で、咄嗟の判断や協働を求められる場面があり、そういう中で何を考えるのか、ということを保育者同士が日頃の子どもの姿を思い浮かべて考え合う機会でした。子どもたちのために、そのことをまた次の活動に生かして、子どもたちのためにたくさんの充実した経験をする機会を作っていく、「より良い実践」への大人同士の協同の力として高めていきたいと思います。
岩石揚げ、牛乳